図書館

 昨日の話になりますが、会社帰りに図書館へ行ってきました。もう、いつもの図書館の手芸本はあらかた探索したなぁ・・・。図書館へ行く前に、借りてた本からチェックしたページをコピー。ひとつはドッグウエアの本で、その中からニットの部分だけをコピー。本を買おうかどうか、私としては珍しく悩んだんだけど、他のページはミシンを使う普通のウエアで、いまいち作る自信がなかった。あとは、用もないのにベビー用ウエアと小物の本。ちょっと前の本っぽいけど、コットン糸で編むおくるみが、かぎ編みでなくて棒編みだったのと、模様がいいなって思ったので、そこだけコピー。おくるみは、そのまま編んでも自分のひざ掛けとして使えるからね。
 そして、返却した途端借りたのは、こんどはかぎ編みウエアの本。見た目が好みで、あんまり難しくなさそうな模様を求めて。
 タイトルに惹かれたのが、「結婚の条件」と言う本。ざーっと流し読みしたけど、ちょっと衝撃を受けた本だった・・・。著者は、大学の教授をしていたような方です。現在言われている晩婚化、少子化についての内容でした。少子化ていうのは、日本という国では、「子供を生んで育てるには、シングルマザーより夫婦単位が望ましい」という考えが根強くあり、実際に出産・育児をするためには法律上も夫婦になっていたほうが何かと都合が良い。よって、晩婚化が少子化に拍車をかけている一面もある。
 じゃあ、どうして晩婚化なのかというと、女性の結婚に求める条件が己をわきまえないようなものになっているから。ううっ、胸にぐさっとくるわ・・・。なんつーか、
「これ、私のことだな。」
ってのがいっぱい書いてありました。大卒だけどそれほど高収入があるわけでなく、将来に不安がいっぱいあって、一番良いのは自分の年収の倍くらい稼いでいる人と結婚することなんだけど、そのための努力を怠ったためにいい歳になってしまい、もーいったいどうすんの、っていうね。
 別に、私は自分を卑下しているわけでなくて、確かにそういう面もあるな、って。それに、男性が女性に求める4Kというのが出てきて、かわいいとか家庭的とか、あとなんだったか忘れたけど、それが一個もないのもスゴイと思った。著者は、男性に対して、4Kのすべてを求めていたら大抵の男は結婚できない、どれを優先するのか良く考えて、適当な相手とタイミングよく結婚しなさいというようなことを書いてたが、どれも当てはまらない人とは結婚したくないよな、さすがに。ってちょっとボーゼンとしつつ、こりゃ、とりあえず会社がつぶれないように祈りつつ、なんとかしがみついて定年まで頑張るしかないなこりゃ、と思いましたとさ。
 図書館に返す前に、もういちど読んでおこう。