クリーム

 学生時代から社会人初期(初期って、言い方もどうかと思うけど)のとき、私はコスメフリークってやつでした。一生かかっても使い切れないほどの量を買い込んでました。今振り返って、なんであんなに取り憑かれたような買い方してたんだろう、って思うんですけどねぇ。
 で、興味の対象が手芸に移った(ある意味、戻ったとも言えます。小学生のときも手芸好きだったから)あたりで、反動もあったのか、コスメなんて使えればいいさ、ていう考えになったんです。けど、三十路を越えたら、ちょっとやそっとのダイエットでは全く体重が減らなくなったのと同じように、洗顔後に化粧水さえ付けとけばOK、というわけにはいかなくなってきました。たまーに化粧してもノリが悪いのは、ファンデーションが古いからなのか、お肌が衰えているからなのか。
 これから、冬に向かってパリパリになることだし、あっちの化粧水とこっちの乳液を間に合わせで使うのは、いくらなんでも止めましょう、と思って、化粧水と乳液とクリームを買ってきました。が、夏の終わりに使い始めた化粧水を使い切ってからな、と思ったものの、そろそろ乳液ナシだと厳しいです。で、コーセー・コスメポートの「モイスチュア マイルド ホワイト クリーム」を一足先に使うことにしました。同じラインナップの化粧水と乳液も控えているのですが、これは今使っている化粧水が終わったらデビューさせます。
 クリームって、使う量がどうしても少なめになってしまうので、先に使い始めたところで、一番最後まで残る気がします。このクリーム、やたらコッテリしてました。ホワイトニングの効果はまだ分かりません。
 が、使っている商品が何にしろ、やはり化粧水のあとに油分でフタという方法は王道です。朝、洗顔するときにお肌の感触が違います。私は若いころから、どちらかというと脂性で、やたら乳液やらクリームを使うと、ニキビというか吹き出物ができちゃうタイプだったのですが。うーむ、今は、クリームに目覚めるお年頃に!うれしくない。
 若いときに、これが良かった、という化粧品が、今は合わなくなってたりしますんで、やはり肌質って年齢で変わりますね。
 あと、お風呂の最後にベビーオイルをうっすら塗ってからシャワーで流すと、お湯がはじかれて玉になる、っていうのも最近はまりつつあります。高校生のとき、ベビーオイルを使ったコワザを友達にいくつか教えてもらい、実践するも、自前の脂が余っている私には不向きでガッカリ、ってことがありましたが、最近はお風呂で、
「うわー、お肌がお湯をはじいてるぅ。って言うか、いつの間にか、お湯を弾かないお肌になっていたか、自分!」
っていう発見がありました。
 どうです、皆さんはお風呂に入ったとき、お肌が水っていうかお湯を弾いてますか。