女王様とお呼び

 例によって(?)K社のKさんとの会話です。どーも、この人とはマジメな会話が成立しないんだな。マジメに話そうと努力はしてるんだが。
 さて、Kさんが金曜日ごろから風邪を引いて会社を休んでいたらしい。それを私が知ったのは月曜日でした(つまり、昨日ね)。で、今朝、もしかしてまだ休みかなぁと思いつつ、電話をしてみたのでございます。

たじ「(挨拶文は省略)Kさんは本日はいらっしゃってますか?」
女性「はい、来ております。少々お待ちください。」
K氏「おはよーございます。」
たじ「おはよーございます。どーですか、お風邪を召したようですが。」
K氏「うもー、ひどい目に会いましたよ。こんなのは久しぶりです・・・。」
たじ「でも、電話の声はフツーですね。もっと、鼻水ズビズバみたいな声かと思いました。」
K氏「いや、今回の風邪は、鼻水とかじゃないですね。もしかして、風邪じゃなくて悪い病気かもしれない。」
たじ「じゃあ、今日はあんまり近くまで来なくていいですから。」
K氏「なんでそういう冷たいことを言うんですかっ。」
たじ「思いやりが無いからです。あ、そんなことを言うために電話をしたのではなかった。こないだ、注文書を急ぎで流しといたんですけど。」
K氏「あれ、今日の納期でしたっけ?」
たじ「いえ、先の納期ですけど、別に今日入れてもらっても良いですよぉ。というか、今日持ってきてくれるとウレシイなあぁぁぁぁ。」(←この、語尾を伸ばすところがポイントです。相手にプレッシャーをかけてます。)
K氏「俺、今日はもうヘロヘロなんですけど・・・。病み上がりで。」
たじ「じゃあ、他の取引先は行かなくていいですから。その部品だけ持ってきてくれれば。で、病気がうつると困るから、シャッターの前にモノだけ降ろしてもらって、遠くから『納品しましたぁ。』って、叫んでくれれば分かりますから。」
K氏「えー、あの箱重たいんですよ。」
たじ「重たくないですよ。だいじょぶ、だいじょぶ。」
K氏「持ったことあります?」
たじ「いいえ、ございません。」
K氏「持たないのに、なんで分かるんですかっ。」
たじ「たじんこさんは、力持ちだから、あの部品の箱くらい、ヘでもないんですっ。あんまり言うと、Mさん(Kさんの上司で、当社の前担当)に言いつけちゃうぞ。うちのN次長とMさんは仲良しだから、上司を通じて言っちゃうぞ。」
K氏「また、そういうことを・・・。下っ端は下っ端同士で話し合いましょうよ。」
たじ「うんにゃ。Kさんが言うことを聞いてくれないときは、上司を担ぎ出します。そういうときのための上司です。」
K氏「言うことを聞かないって、・・・うわー、たじんこさんて、女王様のようですね。」
たじ「向いてると思うんですけど、意外と。女王様。」
K氏「・・・そうですね。ピッタリです。」

 というわけで、これからたじんこは女王様です。オーホホホホ。