裁判所

　自宅から歩いていける程度の距離のところに裁判所があります。ま、全国にあるんだから格別珍しいものではありませんね。中には入ったことがありません。ちょっと中を見たい気持ちはあるんですけど。いきなり用もなく入って見学ってできるのかなぁ？
　犬の散歩コースによっては、この裁判所の前を通るのですが、裁判所の門の脇に掲示板があって、よく見ると競売云々とか貼ってあって・・・。どうしてこういう書類、素人に分かりづらく作ってあるのかなぁ、なんて思いながら、極たまに眺めてます。普段は通り過ぎるだけなんですけど。何でも覗き込むの好きなのね、私。この掲示板ならジロジロ見ても怒られまい。
　今日目に付いたのは、家賃滞納分を請求がドートカコートカ書かれたものでした。立ち退き請求が、という文字もあった。文字もあった、ってアンタ。その表現はどうなの。それはともかく、そこから帰るときには頭の中で妄想が膨らんでいます。
『結婚せずに働いてきて、ある日リストラされ、再就職もままならなく、やがて貯蓄が底を尽き、家賃も電気代も払えなくなってきて、ついにアパートを管理する会社から立ち退きを迫られてしまった。既に両親は他界、頼れる兄弟姉妹もいない（兄弟姉妹がいてもアテに出来ない）、友達も最近はあまりコンタクトしてないし、家庭を持っている人にいきなり頼れない、頼ろうとしたこともあったけど、それとなく断られた・・・。』
自分をモデルにしたら、こんな物語が出来てきました。が、ここまで貧乏になったら、いっそ生活保護で食いつなげないかな？生活保護って、どういう基準をクリアすれば良いんだ？なーんてホケホケ考えていたら（ホケホケの意味はあまり考えないで頂きたい）、家に着いちゃいました。ホケホケ効果（重ねて言いますが、ホケホケの意味は考えないでいいんです。語感です。感じてください。）により、割と歩数が上がってました。４０００歩超えてた。なんでだろう？そんなに遠回りした覚えも無いし。考えごとしながら歩いてると、歩幅が小さくなって歩数が稼げるんだろうか？