人事異動

 私の勤務先は中小企業の小ってな規模なので、人事異動なんて滅多にありません。一度配属されたら、滅多な理由では人間が動かないのです。
 が、今日は朝礼の際に人事について発表がありました。
 実は先週の朝礼のときに、社長が退任することを発表しました。本当は内緒にしておくつもりだったが、情報が別のルートから漏れることが予想され(親会社との絡みで)、社員にやたら動揺を与えないようにとの配慮だったようです。それでも、こちらにしてみたら、給な発表だなぁ、という感想ですが。
 で、今現在取締職にある上司たちも、近々定年を迎えるということで、その引継ぎを兼ねて役職がメインでの異動がありました。
 これがまた、今までの部署での役職と、新たに任される部署の役職の兼務で、こんなので会社が回るのかね、回さなけりゃ仕方ないけど、と呆れ気味です。
 実際、私の目から見ても、「帯に短し・たすきに長し」という人員ばかりで、際だった人材がいないというのも不幸な話です。
 新社長は親会社から出向してくるということで、しばらくは様子を見ることになるでしょうが、1年か2年で大方の様子が分かってくれば、独自の経営方針を打ち出す可能性が無いとは言えません。そして、今まで会社にいた役職が軒並みバタバタと定年を迎えて会社を去ることになれば、数年後には会社も相当様変わりするだろうな、と思います。
 果たしてそのときに自分がまだ会社にいるのか(いられるのか)、あるいは別の道を模索しているのか、自分でも判断つきかねますが。30代に入ってから転職はきつそうだなぁ、と思うけれど・・・。いざというときのために、覚悟はしとこうと思っています。
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