ぶっくおふ

 久しぶりにブックオフへ行って、私的掘り出し物をゲットしました。それは、パピーファンにはたまらない「ヨーロッパの手あみ」93年版です。編み物の本って、昔の本はデザインがあまりに古くて、アランセーターをはじめとする伝統ニットのものや、基礎本や、小物の本を良くチェックしていたんですが、かなり本が集まってしまったこともあって、あんまり目の色変えるのはよそう、と思っていました。
 が、ヨーロッパの手あみ、これはすごく好きな本だから昔だろうと今だろうと買う。編み物にはまったのが2002年の冬だったので、買い始めたのは2003年の春夏から。が、母が偶然持っていた昔の本とか、勝手に引っ張り出して私の蔵書にしてしまった、わはははは。こんなところで私を待っていたのね、と早速お買い上げ。
 93年というと、私はまだ女子大生だったわ。でも、やってることはあまり変わらないな。当時は手芸こそしていなかったけど、学校行って、ヒマなときは図書館で遊んで、寄り道するのも本屋と雑貨屋さんばっかり・・・。
 なんちゅーことを思い出しながら、セーターを眺めてました。この当時は、今と違ってセーターのシルエットがズドーン!って感じです。が、私の体型にはこれがピッタリ。それに、糸も極太が多くて、ますます私向き。今は廃盤になった糸ばかりだけど、定番のクイーンアニーもあったりして、
「ほほう、アニーちゃんは当時からあったのか。」
という発見?も・・・。
 個人的には、スタイリッシュなニットも(見る分には)好きですが、昔風のモコモコとしたのも好きです。うーん、むずむず。仕事さえなければ、編みまくれるのになぁ、でも仕事してなかったら毛糸が買えない、といういつもの『編み物スパイラル』に悩む私でした。