つりがき

 例の見合いの件、昔のつり書きをそのまま流用しようと思ったら、どっかになくしました。書き方忘れちゃったし、とネットで検索したら、見合いの体験談がひっかかったので、面白くてそっちに夢中に。つか、ネットで検索しても、知りたい情報がHITしてくれないし。
 その体験談は、既に結婚なさっている方のものだったんですが、見合いをしはじめたのが学生時代からちゅーことです。もったいない。親が就職はさせない方針だったみたいです。ちょっと羨ましい。うちは経済的に無理です!父親が生きていたら、今よりさらにノーテンキに生きていたと思いますが、父が亡くなってからは、とりあえずお給料をもらうようになるのが目標でした。目標が低いな・・・。
 それはともかく。その方がお見合いしたら、地味すぎる、服がダサすぎる、というようなことで、間に立ってくれた人に怒られたという記述を読んで、すんごく共感しちゃいました。私も同じこと言われた!でもさ、スッピンって、らくちんなのですよ。
 というかさー、あらかじめつり書き交換してると自ずとどの程度力を入れるかというのがハッキリしてしまうわけでさー、やる気出ない見合いって化粧する気になんないですよー。本当なら会わずに断りたかったのに、それが出来なかったからさー。
 ちなみにその話を持ってきたのがお茶の先生仲間だったもんだから、二人から色々と言われたもんですけどね・・・。でも私が化粧しても、結果は同じだったと思うな・・・。
 つか、その次の話のときには、先生が直々に電話してきて、
「洋服は明るい色にしなさい!口紅も濃い色で!」
って細かい指示が飛ばされました。トホホ。いっそ、まぶたの上にパッチリお目目を書いていきましょうか?と思うくらい。が、その時現れた相手は、逆にものすごい気の抜けた普段着でした。おまけに、隣では結納したとおぼしきカップルとその家族がにぎにぎしく食事なさっていて、
「お二人も早くあんなふうに・・・ねっ。」
なんて言われてしまいましたが、これは私のほうから断りました。
 だってさ、どんなにいい大学出て、いい会社に就職してても、車を運転しながら頭を年中ボリボリ掻いたり爪を噛んだりしてる人、イヤだもん。38歳で爪噛むって・・・。子供か、おまいは。眉間にシワを寄せないようにするのに精一杯でしたよ、あの時は。
 ああ、暗い思い出ばっかり甦ってきたよ・・・。