茶会本番

 疲れた…。久しぶりの水屋、疲れました。
 終わってみたら110人ほどの客の入りでした。大抵の茶会がそうだと思うんですが、午前中からお昼ちょっとすぎまでが一番お客が集中して、あと3時の終了までがヒマ。
 先生ったら、昨日から風邪で具合が悪かったらしく、かなりつらい茶会になったようです。
 久しぶりで、機敏に動くということが出来づらかったですが、まだ習いたての人がボーっと片付け見てるだけってのもつらかったです。動けよ。茶道具の仕舞い方が分からなかったら、片付いた品物を車へ運ぶとかは出来るじゃん。もうっ。
 狭い水屋で人口密度が高かったので、途中から外で受付の手伝いをしていたんですが、客が来ないもんだから、ただ立ってると寒いったら。ちょうど太陽が移動して、日陰になってしまったし。かかか、風邪ひきそう。
 おかげで帰宅する頃には頭痛でガンガンしてたんですが、早めに薬を飲んだおかげで今は落ち着きましたです。
 ま、片付けたあと、先生のお宅へおろすのに、いくら男性でも一人じゃ大変だろう、ということだったんですが、姉弟子Aさんと
「先生の家まで行って、荷物降ろすの手伝える人。」
って声をかけても、他の人はシーン。皆でおろせばすぐ終わるのに。何なの、その静けさは。率先してきてくれるような人たちは少なくなったなぁ…。うちの社中は、かつては結束が固いことが自慢だったのに、その仲間も少なくなってしまって、今はさびしい限りです。先生は、これから、もって帰ったお道具の点検がてら、もう一度梱包を解いて、水を使ったものは良く乾かしたり、手垢をふき取ったりするんだろうな。一番大変です。
 来年の4月にはもっと大きな茶会がある。しかも、濃茶のお点前だ!気合を入れて頑張らなくちゃなりません。
 あと、久しぶりに着物を着付けたら、腰紐がゆるんでしまった。もっとグイグイ、腹の肉に負けないように締めないと!裾がズルズル落ちてくるったら。