長兄、東京へ帰る

 帰省している長兄は、アポなしでかつての同級生のお宅や子供の頃お世話になったお宅などを襲撃しているらしく、困り者です。そんなこととはツユ知らずな私たち親子、あとから意外な人に
「お宅の長男さんがいらっしゃって・・・。」
と言われて冷や汗かきながら謝りたおすことが多い。相手の口調からして困惑気味なので、
「なつかしくて、嬉しかったわ。」
というニュアンスではないので、余計に困る。以前は私と同じように部屋に閉じこもっているのが好きだったくせに。で、母が毎度
「出かけるのはいいけど、人様に迷惑かかるんだから突然訪問するのは止めなさい。」
って忠告しても効き目なし。どうも、割と特殊な職業についていて、世間の常識というもの(社会人としての常識というかエチケットというか)が、すっぽり抜けている様子。
 23日に東京へ帰るとは聞いていたものの、例によって直前まで外出している。なんつーか、いつでも駅に送ってもらえると思っているあたりが、癪に障るわけです。
夕食時、
「で、何時の電車で帰るんだよ。」
「7時6分発のに乗る。」
「そういうの、なんでちゃんと言わないわけ?人に送ってもらう態度じゃないだろ。」
長兄、だんまり。
 さて、駅まで送った代金として、2000円せしめたので(これがなかったら送迎してないだろうな)(タクシーの方が安いと思うけど)、早速帰りに本屋へ突撃〜!

ブックカバーの本―いろいろ素材、いろいろデザイン

ブックカバーの本―いろいろ素材、いろいろデザイン

 そういえば、NHKでブックカバーを紹介してたんだよねぇ。本屋さんも、今までとは違って様々におしゃれなデザインを提示して、お客に選んでもらうとか。あと、こだわる人は自分で作ったりとか。で、それを見て”へー”っと思ってたんだった。本当は、懲りずにドッグニットの本でも、と物色しにいったんだけど。
 何故これを買う気になったかというと、かぎ編みのブックカバーが載っていたから。実際は本のサイズに合わせてゲージをとって、あとはまっすぐ編んではぎ合わせればいいだけの話なので、本を買うまでの必要があるかというと、無い!のでありますが、兄貴の送迎で合計4000円をせしめた極悪な妹は、早速何かを買いたかったのでありますよ。うほほ。それに、布に刺繍をしてるタイプなんかもあって、これまた可愛かったし。
 夏にスワッチ遊びをしていたコットン糸、1玉ずつ買ったので残りをどうしようかって思ってたんだよね。ブックカバーに変身させよう。で、いつ作るんだ?