渓谷のような心

 ジュディ・オングが歌ってた曲、「女は海〜♪」って歌詞でしたが、私の心は渓谷くらいかもね、と思う今日この頃。
 はいはい、ここから愚痴をグチグチと書くからね!鬱陶しいのが嫌な人は読み飛ばしてねっ。(ケンカ腰かよ)
 何を愚痴るかっつったら、プロジェクトMのことですよ。
 自分でも分かってるんです。相手さんが連絡してくれるってんだから、それこそ海のように広い心持で待っていれば良いということは。が、どうしても不安がよぎる。その不安を、自分で一生懸命なだめようとしているのに、邪魔をするのが母親。
「こんだけ連絡がないのは、お前が断るのを待っているからじゃないの。」
「いくら忙しいったって、電話の一本も入れられないようなのは常識が無いでしょ。」
などなど、別に私が悪いのでもないのに、なんで叱られなくちゃならんのじゃ。
 大抵、母と話をするのは食事時なので、この私が箸を放り出して食事を中断したことも。(でも、そのくらいじゃ痩せません。)
 考えてみたら、今まで数回の見合いは、私がものすごい即答で断ってきたことが多かった。化粧の薄い女はいやだとかアホなことをぬかしやがった(おっと失礼!)バカもいたが。これは、お茶の先生からの紹介だったので、お稽古のときにでもお断りすればいいや、と思っていたら先を越されたのだったな。
 まぁともかく、母に何か言われると、せっかく平常心を保っていたものが崩れて、あーやっぱりダメなのかなとか、もしかして試されてるのかなとか、考えなくてもいいことばっかり考えてしまって。そんで、このくらいのことでオタオタしちゃって、私って自分が思っていたよりもダメな女ねヨヨヨとか、ちょっと自己嫌悪。
 今日も今日とて、母に
「私は自分の気持ちをちゃんと伝えたし、あとは待てってんだから待てばいいでしょ。お母さんの相手じゃないんだから、いちいち口を出さないでっ。もう少し温かく見守ろうって思わないわけ?」
と怒鳴ってしまいました。あああ、海のような広い心にならねば…。このままでは私は
「仕事と私とどっちが大事なわけ?」
なんて聞くような女になってしまうじゃないですか。そんなのイヤじゃー。
 イヤならもっとピシっとしろー!というわけで、愚痴終わり!大体、愚痴るヒマがあったら、手をもっと動かして、毛糸の在庫を減らせってのよ、もう。