びびりんぼう

 右手の親指が、ボールペンを持ったり、ペットボトルのキャップをひねって開けたりすると妙に痛い…という泣き言は既に書きました。が、年寄りになったせいか、治癒が遅いっていうか、ねぇ。何が、ねぇ、なんだって話なんですけど、ちょっと長引いてるなぁ、なんて思って、会社で仕事の合間に逃避をかねて”つきゆび”で検索してみたら。たかが、突き指なんて思ってないでちゃんと医者で見てもらわないと、最悪の場合は骨の変形もあります、だって。散々脅されて、ちょっと心配になってきて、ちょうど保険証も診察券も持っていたので、整形外科に行ってきました。
 結果からいうと、医者に行かなくても良かった!
 前に、毛糸が入った収納ケースを持ち上げた拍子に腰を痛め、ずり足で歩くはめになって行ったM整形外科。腰が痛いってのに、レントゲンを取るときに鬼のような看護婦さんにグイグイと体をひねられたっけ。あんのババァ、まだあの恨みは忘れてねーぞ!と思ったものの、骨の変形という言葉で頭が一杯になっていた私。お医者さんに問診されたあと、案の定、レントゲンを撮影することに。そしたら、今日は専門の技師がいらっしゃいました。というか、かなり白髪のおじさんだけど、私が来ない間に雇われたのかな。それはともかく、鬼看護師とはまったく違って、ちゃんと口で
「こういう向きに出来るかな、うんそうそう。」
と親切に指導してくれました。
 レントゲン写真って、面白いですよねぇ。記念に貰いたいくらいだ。自分の骨とご対面。わー、指の骨って変なかたちー。心なしか、骨も太いわ、私。すごく頑丈そう。って、ホレボレしてる場合でもない。でも楽しい。