DVD

 週末は大きな予定が無ければ、大抵DVD三昧。
 今週末は、「かもめ食堂」と「マルコヴィッチの穴」。
 「かもめ食堂」、面白かった!なぜかフィンランドで開店している「かもめ食堂」は、最初は店長がひとりで切り盛りしているお店だった。というか、切り盛りしたくとも客がこない店だった。野次馬のおばさん3人組が覗き込む店内は、外人から見たら子供みたいにしか見えない女性が一人、コップを磨いている。が、ある日、日本かぶれの青年がコーヒーを飲みに来て、彼は常連第1号となる。
 ふと転がり込んだ日本人のみどりさんは、かもめ食堂を手伝うことに。彼女は、もっと積極的に集客すべきと考えて、色々アイディアを出したりもする。が、なんだか上手くいかない。店長も、無理にお客を呼び込むことは無くて、ちゃんと仕事をしていれば、ちゃんとお客が来てくれる、と思っているフシがある。そして、ある日、シナモンロールを焼いていたら、良いにおいにつられて、あの野次馬おばさん3人組がついに店内に。お客が既に入っていると、それが呼び水となって、他のお客も来ることがある。そして、かもめ食堂は和食を出すのだけれど、それが美味しそうなのだ。そして、いつの間にかお店の手伝いがもう一人増えていた。まさこさんだ。彼女は淡々としている。けれど、なんだか面白い。奥が深そうな人だ。やがてかもめ食堂は、口コミでうわさが広がったのだろうか、ある日満席になった…!
 清潔で掃除の行き届いた店内、キッチンはオープンで、お皿は真っ白なお皿に盛り付けられる。メニューは本当に普通の家庭料理だけど、やたらと美味しそうだ。テキパキと料理され、盛り付けられ、サーブされる。普通の食堂、普通に美味しい料理、それがかもめ食堂
 このDVDを見たら、やたらとおなかがすいて困ります。困りますけど、今回は借りたDVDなので、後日買ってしまいそうです。
 「マルコヴィッチの穴」は、分かったような分からんような内容でした。