来年もよろしく

 この日記をお読みの皆様、今年も一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
 が、我が家は既に不穏な空気が流れています。というのも、台所が水漏れしているのです。流し台の下のところです。我が家も築40年以上、もはや、どこもかしこもボロボロです。台所の流しの下の水漏れも初めてではなく、コーキング剤やらパテやらでペタペタと重ねたところで、もう元からダメなのでは、という感じです。作りつけでしかも昔のものなので、セキチューで売っているパイプをつけられるかどうかも分かりません。
 が、もっと分からんのは母親で、いっそ業者を呼ぼう、正月休みだろうけど休み明けにでも来てもらえばいいし、お金は私が出すからと言ったのに、このボロヤにお金をかけることは無いとか何とか言うわけです。で、大喧嘩ですよ。それでもセキチューには連れて行ったのですが、案の定自分では水漏れを直すことが出来なかったようです。というか、今見たら、水漏れ用のパテだけでなくて、水漏れには使えないパテまで買って塗りたくっていたようで、私はあきれ果てました。一体、何が不満で人の提案を蹴って、この不始末なのか、腹が立って仕方ない。あと数年で私はあの世に行くんだから、と言うけれど、今も台所の流しが使えなくて、何かを洗うたびに洗面所に行くのをその数年間続けるつもりなんだろうか。
 母は母で言い分があるだろうけど、この台所の流しに関しては、私は折れるつもりがないので、ちゃんと業者を呼んでしかるべく処置をするまでは冷戦状態が続くことになりそうです。
 今まで、長期の休みには大抵大喧嘩してましたが、このパターンは初めてだ…と思う。なので、もはや私は良いお年を迎えられそうにありません。流し台の下を一応除いてみたけれど、今まで塗り重ねたパテやテープがくっついて、妖怪みたいなことになってます。プロもさじを投げたくなるようなシロモノだよ…。
 しかももっと驚いたのは、こんな事態なのに、2日の初売りセールには行く気でいるですよ、母は。で、帰りにセキチューに寄れって言うですよ。
「は?台所の下が漏れてて、自分で啖呵きって結局直せてないのに、買い物はするっていうの!?」
 えー、水道のトラブルはクラシアンだっけかな?前に頼んだ水道やさんでもいいんだけど、前に来て貰ったとき、水道やさんの息子と私を会わせて見るか!というお見合いもどきが設定されかけて、結局流れたという事があったから、ちょっと気まずい。流れたというか、私が断ってしまった、というか、私がある資格試験を受ける直前の話で、会ってもいいけど、試験が終わってからにしてくれ、と母に言ったら、母は断ってしまったのであった。タイミングが悪かっただけなんだけどねぇ。ちなみに、幼稚園のとき同級生(?)だったそうなんだが、お互いに全然記憶に無かったなぁ。ま、親同士の話なので、あちらさんは父親から聞いていたのかいないのか、定かじゃないんですが。
 おっといけない、台所の水漏れから、若いころの思い出話に花が咲いてしまった。(咲いてない、咲いてない)(どっちかというと、しおれた話)
 こんなことなら、長兄が屋根を直すついでに台所も直すって言ったときに、無理やり直してもらえば良かったよ、ちくしょうめ。
 皆様はくれぐれも、楽しい年越しをしてください。