むかむか

 ツワリでムカムカしている、のではありません。今日、仕事ですっごく腹の立つことがあって、はらわたが煮えくり返るとはこのことか!というほどの怒りで、胃が痛くなっちゃいました。いてて…。自分の言い方がきついことが、火に油を注ぐことになったとは思うものの、開発部の某上司のあまりのやる気のなさに、ああもう、腹立つったら!そもそもは、今まで社内で適当に作っていたシールの使用量が増えたことにより、外注さんに注文して作ってもらうことになったのです。そんで、外注さんがサンプル出したものが違うという話から、言い合いになったのです。そのシールは、二種類あって、ひとつは英文、もうひとつはドイツ語・英語・フランス語の三ヶ国語で注意書きが書いてあるのです。原本というか図面は、そのドイツ語の長い単語が途中で区切られていて(分節っていうんだっけ?)ハイフンでつないで改行してあったのですが、どうやら外注さんが気を利かせて、幅を調整して、ちゃんと一語でつながるようにしてくれていたのです。が、上司は意味が分からないから、元から書いてあったように、ハイフンで改行したもののままにしてほしい、というわけです。文字が違っているならともかく、ひとつの単語をわざわざ区切らなくてもいいじゃないですか、そんなら、元々のデータを寄越したところ(親会社)に確認してくださいよ、と私が言うと、ひとつの単語かどうかなんて分からないじゃないか、相手がこうやって寄越したんだから、そのとおりに作ればいいんだ、なんで確認する手間をかけなくちゃいけないんだ、大体、文字を見直すんだったら俺がしなくたっていいじゃないか、と上司が言い出しまして。そして私も、だったらいいですよ、そのまんま作らせれば良いんですね、確認したくないんだったらもう開発に戻したりしませんよ、という言い争いになって、ちょっと管理課の部屋の雰囲気が凍りついたのが分かったんだけれど、前から開発部の体質というか考え方が気に入らなかった私としては、はいそうですか、と引き下がるわけには行きません。
 たまたま通りかかったN部長が、異様な雰囲気に、何だ何だ、と話を聞きにきて、なんだかなし崩し的に終わりかけたのですが、開発の上司がそのまま強気に去るかと思いきや、サンプルや図面をまた持って行きそうになって、
「もう確認するのは結構ですよ。この図面のまーんまで作らせますよ。」
と言ったら、
「いや、ちょうど今日、この担当のお客さんが来ているから見てもらう…。」
 その後、見積もりで最初に出された図面と、その後の確定の出図がまるきり違うことも分かってきて、こんないい加減な仕事しておきながら、あんなケンカをふっかけやがってこの野郎、と、怒りを新たにしておりましたよ。ちゃんと文句も言った。心配顔のN部長が、あとからやってきて、
「あの英文のシールも違ってたのか。」
って聞くから、
「見積もりの図面と確定の出図が全然違う文章でしたよ。」
と伝えておきました。
 畜生、ちゃんと確認もしないでいい加減な仕事して、いばりくさった啖呵を切りやがって、あんの野郎ぅぅぅ。(ガラが悪くてすみません、お里が知れるとはこのことだ。)