半日出勤

 珍しくも、半日だけ休日出勤してきました。
 ちょっと不具合があったので、手直しのためです。土曜日は、大抵、お茶のお稽古があるので、例え全社的に出勤日となろうとも、有給休暇使って休みを確保していた私としては、実に珍しいことです。実際、別件で出勤していた製造部のK係長にも、
「たじんこさんが土曜日に会社いるなんて、珍しいんじゃないの?」
と言われましたので、
「そうですよね!天変地異の前触れかもしれないので、皆避難したほうが良いと思います。」
と返事しときました。今日は、たまたま茶道がお休みの日だったから、そんなら出るか、っていう、それだけの理由だったんです…。
 段取り良く仕事が進み、予定より少し早めに終了。
 しかし、私は昨晩から、女子の日フェア開催中となってまして。鎮痛剤があれば、仕事に支障が出るほどじゃないんだけど、やっぱりねぇ…。薬を飲むと、頭がボーっとして眠くなるし。痛みさえ我慢できれば、鎮痛剤を飲まないほうが、その後の体調も良いような。良く、月経前困難症っていうのを雑誌などで見かけますが、私はむしろ、後のほうが体調悪いぞ。頭痛とか、激しい肩こりに悩まされます。でも、寝込むほどじゃない。
 長年同じことを繰り返しているわけだから、上手に薬を使って自分の体と付き合っていくしかないわけですが、用法・用量を守っている範囲内で無理せず薬を飲んでいると、周囲が心配するのが難点ですねぇ。仕事中に薬を飲んでいるのを見られて心配されるんですが、男性相手に本当の理由を言うわけにもいかず。
 高校生のときは、まだ自分の体と上手に付き合うことが出来ず、腹痛が激しくて保健室に時々お世話になっていましたが、そのときに保健の先生に
イヤダイヤダと思っていると、余計に痛みを強く感じるから、受け入れることも大事だよ。」
って言われたのが、妙に記憶に残っています。先生に言ったわけじゃなかったけれど、毎月やってくる女子の日で、きっちり痛みもやってくることがイヤでたまらなくて、しかも小学生で始まった女子の日フェアが、中学のときは別になんともなかったのに、高校生になったころから、痛みが伴うようになってきて、毎月拷問を受けているような気持ちで、本当になんで女に生まれてきたんだろうとか、手術で臓器ごと取っ払ってくれないだろうかなんて思ってました。そういう考えを見透かされたようで、びっくりしたから覚えているのかもしれない。
 今は、自分が慣れたこともあるし、当時ほど顔色が真っ青(っていうか、真っ白)になってしまうことも無くなったです。でもやっぱり、保健の先生には悪いけど、全面的に受け入れるまでには至ってないなぁ。