浅草とその周辺

 浅草から、ちょっときになるお店がある浅草橋へ。途中、乗り換えに駅を迷うことはありました。浅草橋は2回目。浅草橋は、ビーズ好きにはたまらないお店が並ぶ街ですよね。私もビーズにはまっていたときに、『貴和』にMさんを引き連れて乗り込んだのでした。で、Mさんのリクエストの『うさりす』のキットを預かって作ったものの、出来栄えが良くなかったのよね。顔が、どうやっても怖いウサリスになっちゃってさ。あれがトラウマになって、ビーズはちょっとお休み状態なのよね…。
 で、浅草橋にて寄りたいお店は、犬の首輪を売っているお店だったんですが、ここでも日曜日定休の罠にはまる。駅に着く前に気付け、自分。なんとなくイヤな予感がして、ガイドブックを良く読んだら、日曜日は休みってちゃんと書いてあったよ。へ、へへへ…。
 浅草に戻って、かっぱ橋を目指します。ここの目当ては、食品サンプル。レストランに飾ってあるやつね。ちゃんとしたサンプルじゃなくて、小さいサンプルがキーホルダーになってたり、ストラップになっていたりするのを欲しいと思ったのです。ここでも微妙に道を間違えたりしつつ、足が痛くなってくる頃に無事にかっぱ橋に到着。
 この食品サンプルは、外人さんに人気ということで、少し距離を置いて3店舗くらい、サンプルを売るお店があったのですが、どのお店でも外人さんが多かったです。特に、寿司のサンプルが人気だったみたい。リアルサイズでも、そう大きくないから良いのかな。Mさんは、チョコレートのロールケーキがついたキーホルダーを、私はたいやきのキーホルダーをそれぞれ買いました。色々あって、結構迷うぅ。私たちはそれぞれ別のお店で買い物したのですが、Mさんは、後から
「いちごのロールケーキを後のお店で見つけて、そっちの方が良かった。」
と言うので、
「チョコレートのが壊れた時のために、買っておけば良かったのに。東京に来てそのくらいは買ってもいいじゃないか。」
と言ったら、
「そ、そうか!どうして言ってくれなかったんですか!」
だって。イチゴのロールケーキのキーホルダーを前に、こっちの方が良かったと呟くMさんに、
「買っちゃえば?」
って、言ったけど。そのときは、もうチョコタイプを買っちゃったもん、と思っていたらしい。控えめな奴。
 このとき買ったたいやきは、母へのお土産のつもりだったのですが、大きすぎるとブーイングだったので(ちょっと大きめがチャームポイントなのに!)、会社の後輩に、いせ辰で買った小さい巾着とどっちがいい?って聞いて、たいやきが選ばれたのでした。そもそも、この後輩が和柄の小さいガマグチ欲しいって言うので、東京で見繕ってくるねって言ってたのに、うまいこと探せずに、しかも浅草なんだから絶対にありそうなんだけど、どうもそういうお店に出会えずに、結局なぜかタイヤキのキーホルダーに化けていたのでした。けど、後輩ちゃんがタイヤキを嬉しそうに見ながら車のカギに早速くっつけていたので、ヨシとしよう。いせ辰の巾着は、同じ部署のママ社員にあげちゃいました。食品サンプル、わりとウケがいいので、外人さんに限らずお土産にいいかもしれない。
 かっぱ橋では、他に調理器具やお皿も売っていて、台所を預かる主婦にはさらに楽しいのかもしれない…。私たちは、あとは眺めるだけ眺めて、歩き続けて、足腰を鍛えまくってから浅草駅へ戻ることに。
 浅草の駅ビルで、お土産を見繕うことに。でも、その前に休ませてくれー、ということで、レストランでお茶タイム。足が、足が痛いよう。でも、足が痛くても、手芸コーナーがあると知って、いちいち見に行く物好きな私。あとから知りましたが、ここはどうやらパピーの直営店らしい。ちらっと見たとき、パピーだらけで幸せでした。あと少しで買い物しちゃうところだったけど、すんでのところで思いとどまりました。今、編む手がおいつかないから、じっと我慢の子。
 お土産は、部署の皆が好きなお煎餅2種類と、母には好物の舟和の芋ようかん。