どうなることか

 今日はお茶のお稽古だったので、気持ち早めに出かけました。先生に、6月はお休みしますということを言うのに、出来れば他のお稽古仲間がいないところで言いたかったので。んで、母が入院することになったので、6月はお休みします、と言ったら、
「お茶会は出られるの。」
と先生。だからさ…、出らんね、ってか出る気が無いってば…。
 先生からすると、今の弟子の中で一番家が近いのが、私なので、お茶会の準備で荷物運びがあると、まっさきにお呼びがかかるのです。そしてそれは、当日の先生の送迎も意味しております。最初のうちは、あんまり疑問に思わずにいたのですが、どうやら弟子仲間たちは、もはや私がそういう係だという認識にあるらしい、と最近気付きました。が、正直言って、茶会を終えたあとの荷物運びは、けっこうきついので、他の人も手伝ってくれないかな、と思うわけです。そういう気を使う人って、あんまり居ないよなぁ。というか、気を使ってくれていた仲間たちは、嫁に行ってしまったんだよな。
 ま、愚痴ったところで仕方ない、自分で撒いた種なんだけど、こんなときくらい、先生も準備とか免除してくれよ、と思いました。
「まだ詳しいことが決まってないので、どうなるか分かりません。」
と返事をしておきましたが、今月に限っては、一切出る気は無いぞー。
 時間のやりくりは、もしかしたらナントカなるだろうけど、別に無理する必要なんてないし、一番大事なのは、花梨のことなのです。今までになく、昼間はひとりぼっち(ていうか、一匹ぼっち?)になってしまう花梨は、事情を説明したところであんまり理解できるとは思えないし(でも説明はしている)、さぞかし不安な日を送ることだろうなぁ、と思います。もちろん、極力残業はせずになるべくまっすぐ帰るつもりだけど、結局帰り道に病院に寄ったり、スーパーで買い物したりすることになるし。さすがの私も、毎日多少の家事は(多少?)しなくちゃならないし。そうすると、空いた時間は花梨の不安を取り除くべく、べーったりしていたいわけです。もっとも、花梨が案外順応しちゃって、どうってことないかもしれないですが、しかし私が自宅にいても、母が出かけていると落ち着かない花梨を見ていると、やっぱり入院後は大変そうだよ、と思う次第です。