嬉しくも恥ずかしくも無い朝帰り

 すごく久しぶりに書くような気がするけど、一日ぶりなのね…。
 母の手術は無事に終わりました。今のところ、順調に回復しているようです。といっても、一日しか経ってないけどさ。
 手術の時間が午後と決まった時点で、4日だけじゃなくて今日も会社休むのは、ほぼ決定だなーと思っていたんですが、付き添いって、想像以上にしんどかったです。一番辛いのは病人だということは分かっていても、やっぱりしんどい。
 今朝、母が一旦帰っても良いというので朝6時半ごろ家に戻ったら、花梨が熱烈歓迎。次兄が夕方から夜中までは一緒にいてくれたのですが、後から聞いた話だと、やはり落ち着かなかったようです。で、まずは花梨の散歩。昨日も朝は散歩しているんだけど、昨夜留守番させられたウサ晴らしなのか、妙に遠回りコースに誘導する花梨。帰ったらご飯食べさせて、薬を飲ませて、もちろん水も取り替えて。そして、病院から持ち帰った洗濯物を洗いながら、どうしても汗でベタベタしていたのでお風呂に入り、ちょいと腹ごしらえして、洗濯物を干して、とやっていたら、いつの間にか結構な時間に。慌てて戻ったら、母はご立腹。
 今度は、医師の回診があるから、付添い人はロビーへ出てろ、という放送があり、出て待つのはいいけど、いつになったら回診って終わるんだろう、とウロウロしていたら、いつの間にか終わっていたようで、戻るのが遅いと、また母がご立腹。こっちだって、勝手がわからねぇっつーの。回診の放送するくらいなら、終わったときにも放送しろよ!
 お前は役に立たないから帰っていいと言われ、こちらも頭に来て帰ろうとしたら、今度は
「もう帰るんか。」
って、いい加減にしてくれ。これか。これが、病人のワガママというやつなのか。確かに私のヘマも多いけど、そんならって世話を焼こうとすると
「ウルサイ。触られたくない。」
とか言うし、そんなニコニコ耐えてられるかー!たまに人がタイミング良く何かをすると、いやみったらしく
「あら、こんなときばっかり親切なんだねぇ。」
って、本当に何でこんなこと言われて耐えなきゃなんないのか、と思って、涙が出てきました。もう、この人は何をやっても気に入らないんだなぁと思って、仕切りのカーテン(着替えの時に閉めておくと、ドアを開けられても見られないで済む)を半分ほど閉めて、その陰にイスを出して座ってました。しかし、別に何もすること無いんだよねぇ。トイレに行くときに手を貸そうとすると、
「自分でしなくちゃならないから、いい。」
って言うし。しかし、付いていかないと、それはそれで怒られるし。これか。これが病人のワガママか。
 お昼ごはんの介助が終わったあと、また一旦戻って、庭に出て花梨のフンの始末をして、近所のスーパーで食料の買出しをして、一休み。家にいる間、花梨がぴったりマークして離れません。おお、よしよし。
 そして、夕方もういっちょ病院へ。今日の夕食までは、介助してくれと母が言ったからですが、病院に着いてしばらくしたら、
「やっぱり帰っていいや。」
って、そりゃ無いだろうよ…。
「だって、自分でしなくちゃ。」
と言いつつ、自分でしてないじゃん。
 さ、明日から気持ちを入れ替えて仕事を頑張らねば。