男前

 これは、数日前の話。某俳優さんが、ついに結婚!なんて報道されてましたね。あら、この俳優さんのこと、割と好きだったの。いいわね、結婚する相手の女性が羨ましいわー。毎日、あんなハンサムが、ただいまって帰ってくるのよ。そりゃー、三つ指ついて、お帰りなさいませって言うわー。なんちゃって、三つ指は大げさだけど。あ、でも一番好きなのは、やっぱり佐藤浩市さんですよ。どうして部長が佐藤さんじゃないのかな?(部長にしてみたら、どうして部下がたじんこなんだ、と言いたいところだ)
 などということを、K社のK氏に言ったわけです。
「へー、たじんこさんは、濃い人が好きなんですか。」
「ええ?濃いかなぁ?カッコイイじゃないすか。」
「ははぁ…。そうか、そういう趣味なんですか。へー。」
「人間、自分に無いものを求めるからですよ。男前が好きなんです。でも、ジャニーズとかは全然惹かれない。お肌トゥルントゥルンね、とは思うけど。」(この場合の男前っていうのは、見た目を言ってるつもり)
「何を言ってるんですか。たじんこさんは、充分男前ですよ。」(これは、性格を言ってるらしい)
 わーい、褒められたー。でも、あんまり嬉しくなーい。