残念無念

　母がお世話になっている美容室で飼われていたプードルちゃんが、お亡くなりになりました。14歳。良く頑張った。
　すごく性質の良いワンコで、犬が好きと言えども大型犬が大好きで、小型犬はいまひとつ興味が無かった私が、
「室内でも無理なく飼える小型犬、いいかも！」
って開眼するキッカケになったワンコでした。美容室ってことは客商売なわけで、ワンコが好きな人ばかりが来るわけじゃなかったけれど、母のようにワンコが大好きで可愛がってくれる人にはヒザの上に乗せてもらって甘えて、ワンコが好きじゃない人が来たときにはちゃんと奥に引っ込んで姿を見せなかったんです。
　なので、次に犬を飼うときは、絶対に室内で飼う！って心に決めていて、花梨は室内で飼うことにしたんです。大きさはプードルより大きいけれど。実際問題、大型犬を飼うには、私はともかく母がイザというときに世話が難しいだろうということがあって、大型犬を飼う予定はありませんでした。
　考えてみたら、花梨とそう年齢が変わらないわけで、今は元気に見える花梨も老犬には違いないし、来年のことなんて分からんよなぁ、花梨に何かあったらどうしよう、でも今からそんなこと考えたって！と頭が堂々巡りしているのでした。
　犬仲間が少しずつ欠けていくのは、仕方ないけどすごく寂しい。