花梨

 昨日あんだけ書いといて、今日も花梨ですか。ええそうですよ。
 実は、食欲の落ちた花梨を母が心配して、
「やっぱり獣医さんに連れて行こうか・・・。」
ちょうど獣医さん、今日はヒマだったようで、連れてきていいよーとのこと。買出し終わった直後に母が急に言い出したもんだから、あわてて花梨を連れ出しました。結果、
「歯茎からの出血じゃないね。やっぱり、子宮の異常が疑わしいね。自分で舐めて始末するでしょう。そのときに口に残っていた血液が、歯茎からの出血に見えたんじゃないかな。」
 発情期が始まった時期を考えると、本当はもっと陰部が腫れあがるはずが、花梨はそうでもないので、それが体質によるのか、今回の出血が発情ではなくて子宮の異常によるものか、微妙なところなんだそうです。子宮の病気の場合、もっと水をガブガブ飲むようになるとか、食欲がなくなるという症状が出てくるのだそうで、結局のところ、あと1週間くらいは様子を観察することに。歯茎もたしかに歯槽膿漏ぎみだけれど、それほど酷い状態ではないし、そんなに出血することはありえないんですって。
 ついつい、花梨がちょっと元気なくなると、どうしても心配になって大騒ぎするんですよねぇ。で、家に帰ってからお昼にパン食べてたら、食欲のないはずの花梨は、さっさと自分の分のおやつ(犬用)を完食して、私が食べてたパンを狙って横でヨダレだらだら垂らしてました。誰が食欲無いんだって・・・?獣医さんに、
「いつもは私たちがゴハン食べてると、かならず食卓に来ておこぼれを狙っているのに、それが無いんです。」
って言ったのは、誰あろう、この私です。なのに、なんだ花梨、思いっきりおこぼれ狙ってるじゃないの。
「そのパン、たぶん、私も好きな味だと思うんで、一口おくれ。」
って催促してオテまで寄越してるし。別に獣医さんで注射されたわけでもなく、薬を飲まされたわけでもなく。
 もちろん、病気の可能性はあるけれど、花梨の場合出血(膿かもしれないけど、見た目で区別は難しい)が出ているので、お腹がパンパンになって子宮が破裂して腹膜炎、という状況の可能性は低そうです。もしそうなると、とても大変。命にかかわります。もうすこしの間経過を観察し、出血が止まらない、食欲が戻らないということがあれば、再び獣医さんに行って検査(レントゲン)です。
 犬を飼うのは初めてではないものの、昔と今では犬の飼い方が全く違うので、花梨のおかげで初めて知ることだらけです。