ハムレット

 実は先週の連休中に、『ハムレット』(映画)を観ました。実は、っていうのも変か。
 自分じゃ記憶がないのですが、TUTAYA DISCASのレンタルリストに入れていたらしい。有名な話だけど私はよく知らないし、せっかくなので観ました。
 大変に暗く、救いようのない話でした。主人公のハムレットデンマークあたりの王子で、父王が亡くなり、その弟つまりハムレット王子にとっては叔父が王位を継ぎ、王妃つまりハムレットの母もスライドして継いだのであります。ハムレット
「なんだよ、女なんていい加減だな、ちっ。」
とか思っちゃってます。ある日、ハムレットとその臣下の前に、亡き父王の亡霊が現れ、自分を殺したのは弟だ、と告発し、自分の復讐を遂げてくれ、とハムレットに頼みます。ハムレットは叔父を憎み、母も憎みます。
 一方で、オフィーリアという美しい娘さんがいて、ハムレットは彼女のことが好きだったんですが、なんだか色々あった末に彼女は精神的におかしくなり、仕舞いには小鳥のように歌をさえずりながら小川で溺れ死んでしまいます。
 ハムレットはナンダカンダ暴れた末に復讐を遂げますが、自分も命を落とします。
 わぁ。救いようのない悲劇ですネ!
 ちょっとの間考えて、私が得た結論は、
「なんであの父王は、息子の前に亡霊として出てきたなら、ついでに弟のところにも出て行かなかったのかな。その方が、相手がよっぽど怖がって復讐になっただろうに。」
というものでした。
 でも、大体のストーリーが分かったので、今度、原作を読んでみようかな。