余談その2

 東京出張に備えて、文庫を買いました。だって、電車で2時間はヒマだもん。バッグにしのばせるため、それほど厚くない文庫・・・と本屋をうろついて、結局何冊か買ってしまいました。

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

 お供はこれ。なかなか面白かったです。出だしはちょっと
「ああ、この作者の文章、私に合わないかも。」
と思いましたが、謎に引き込まれて途中からグイグイ読めました。上下両方買って、上巻だけ持って行きましたが、行きの電車で上巻の8割を読めてしまいました。家に帰ってから、下巻も一気に読みました。ただ、意外な展開ってほどじゃなかったので、シリーズで他のが出ているようですが、機会があったら読むか・・・程度です。
 これ、映画化されましたね。観てませんけど。でも、観てないけど言うよ。何で田口の役が、竹内結子なの。性別まで変えちゃって。田口先生、原作では男性です。ビジュアル的に、男女ペアで謎解きに当たらせたかったんだろうか。私の個人的な基準では、小説を映画化するときは原作にいかに忠実に映像化するかってのがポイントなので、登場人物の性別を変えちゃったら、その時点でNGです。もともと、邦画は観ないけどさー。
 私なら、誰をキャスティングするか・・・って、それを考えるだけでもかなり時間は潰せました。でも、元々芸能人に詳しくないから、名前なんてちっとも出てこなくてねぇ。顔だけ思い浮かべてました。
 あ、話が逸れた。

 一緒に買ったのはこれ。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

 フェルマーの最終定理が何かということも知らんのですが、評判が高かった記憶があったので、買って見ました。隣に並んでいたこちらも。

暗号解読(上) (新潮文庫)

暗号解読(上) (新潮文庫)

 こちらは上下セットで。

 「フェルマーの最終定理」は、少し読み始めました。こちらはグイグイと面白そうです。

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

 以前、これらの本を読んで、数学に対する認識がちょっと変わった・・・です。相変わらず苦手だけど。以前、教育実習の先生で数学を専攻している方がいて、休み時間などに皆で話を聞いたりした際、
「先生、大学で数学ってどんなことを勉強するの?」
「数学のどういうところが好き?」
と質問攻めに。でも、先生は、
「数学楽しいよぉ。」
って、色々と教えてくれて、でも私にはチンプンカンプンな内容で、しかしそのときの先生の目の輝きは覚えています。あのとき先生が私たちに伝えようとした数学の美しさや面白さが、今からでも分かるでしょうか。