模様替え

 本日は、週末シェフをお休みして、部屋の模様替えをしていました。別に週末シェフを休まなくも良かったような気がしますが、どうせ疲れ果ててほかの事をする気力なんて無くなるので。
 私の部屋は、6畳の和室なんですが、最近、畳の下の板が傷んでいるのか、ブワンと沈むような感じがする部分があって、大変よろしくない事態なので、ちょっと畳を上げてみました。
 畳をめくるまで、原因がよく分からなかったのですが、どうやら板の問題だったので、トタン板を上に敷いて補強しようという魂胆です。トタン板と、最初から考えていたわけじゃなかったのですが、セキチュー(地元のDIY店)の資材館で物色していて、一番使いやすくてリーズナブルな感じだったので。最初はステン板を使おうと思ったけど、高くて何枚も買えないので、妥協してしまった。ついでに、傷んでいる部分が、いつも私が座っている場所に近くて、私の体重の負荷が余計に板をダメにしてしまうので、これ以上負荷をかけないように家具の配置を変えようと思ったのでした。朝、とりあえず部屋の荷物やら家具やらを隣の部屋に移して、スーパーの買出しを挟んで、これまたボロボロになっていた敷物を取り替えて…。
 一番の難関が、机の移動でした。今使っている机は、父の形見なのですが、母が奮発してプレゼントしたという曰くつきのものなのです。昔はまさか自分が使うことになるとは思ってませんでしたが、かつて置いてあったのが次兄の部屋で、次兄が勝手に処分しようとしていることが分かり、母が激怒しておりました。そして、その後は次兄が一旦家を出て、机は物置と化した部屋に置いてあったのですが、ふと私が使いたくなりまして、母に言って貰い受けました。6畳間には大きくて分不相応なんですけど、でも気に入ってます。しかし、こうして模様替えなんてときになると、あまりの大きさに一人で移動させるのは一苦労です。
 敷物を取替えたところで、タイミングよく長兄が現れて、机だけ移動を手伝ってもらいました。カグスベールを貼り付けてあるので、ちょっとの移動なら、滑らせればOK。おかげで、予定より早めに模様替えが終わりました。
 模様替えの際、花梨のベッドも移動になるので、ちょっと可哀想かなーと思ったんですが。案の定、ちょっと落ち着かないようでしたが、しかし今はちゃんと寝てます。案外、順応性高いのかも、こいつ。でも、長年寝ていた場所をちゃんと覚えていて、テケテケ部屋に入ってきては、
「おかしいなぁ…。いつもはこっちに寝床なのに、でかい机が置いてある…。ベッドは確かにこっちに置いてあるんだけど…なんか違うなー…。」
と考え込んでいる顔が、ちょっと可哀想なような、でも面白いような。
 配置を変えてみたら、机に向かっていて振り返るとすぐに花梨の寝床という、前より近い距離になったので、これは計算外でしたが、とてもいい感じ。花梨が私の部屋で寝床で安心して寝ている様子を見ると、私もとても落ち着くのです。
 トタン板で補強したら、床がブワンと沈むのがあまり分からなくなりました。根本的に直すには、業者に頼んで床板を張り替えるしかないんでしょうけど、これで何年か持たせられれば…。しかし、飛んだり跳ねたりは厳禁ですね。
 しかし、狭い部屋とは言っても、家具などをアッチに持っていったり、コッチに戻したりして、かなり疲れました。だるい…。