本

 わたくし、お小遣い帳代わりに家計簿をつけております。別に家計を預かっているわけではないんですが、気づくと財布の中身が寂しくなっていて、ATMでお金を下ろして、またいつの間にか使って・・・ということを繰り返していて、
「一体、私は何にお金を使っているのだ?」
と不思議に思ったのがキッカケです。一度にドーンと使わない代わりに、チョコチョコとつまらないものに金を使っているらしい・・・。
 そもそも、働き出してすぐの頃、22歳とか23歳のときは、簡保養老保険とか車関係の必要経費とかを除き、純粋に自分の好きなものを買うお小遣いって、月に2万円だったのですよ。給料を貰うようになってからはお金は自分管理なので、しかも実家住まいなので、食い扶持以外を全部使おうと思えば使えるんですが、月のお小遣いが1万円だった学生時代の延長で、そんなにお小遣いって必要なかったんですね。外に遊びに行かないし。茶道のお稽古に行ってたけど、最初のうちはお茶会だのナンだのいうお付き合いも少なかったですしね。
 が、徐々になし崩し的にアホな使い方ばっかりするようになってしまった。ものすごくケチケチとお金貯めて、通帳見ては
「いひひひひ・・・。」
なんていう趣味はないけれど、ムダ使いは止めないと。23歳のときの私の金銭感覚、カムバック!
 で、2ヶ月くらい前から、
「化粧品のイロモノは、なるべく我慢しよう。そもそも、顔は一つしかないのに、使いきれないほど化粧品買ってどうすんだ。墓場に持っていっても、死んだら使えねぇっつの。」
って反省して、ポイポイ買ってた化粧品を、我慢して、どーしてもどーしても夢に出てくるほど欲しいものだけを1週間くらい悶々と悩んだ末に買う(ゲランの限定フェイスパウダーは、2週間くらい悩んだ。定価は高いから一旦は諦めたけど、楽天で安いのを見つけて、買ってもヨシと思った)という、他人から見たらアホにしか思えないけど、自分なりの基準を決めてみました。
 今、家計簿を見ていたら、まぁネットで買い物した分は計上してなくて(現金の出入りだけ記入している)、それでも現金で3万円とか使っていた化粧品代が、2ヶ月続けて(5月と6月)1万円以下になっています。おお、我慢できるんじゃん、私。以前は、プチプラコスメなんて、本当に気軽に買い物カゴに放り込んでいたからねぇ。
 しかし、実は雑費が思いのほか高くついてる。雑費というのは、例えば犬の散歩用としてTシャツとズボンを買ったとか、下着とか、生理用品とか、靴(スニーカー)とか、S字フックとか、薬とか、ゴキブリホイホイとか。
 一応、生活していくうえで必要なものを買っているつもりなんですけど、しかしバカにならない金額を使っているのも事実なので、今後はこちらも良く吟味しないといけないなー、って思いました。