そうなんですよ

 私、ふと気づいてしまったんです。
 行政は、もっと育児している家庭を支援すべきだって。
 それは、育児給付金とか言ってハシタ金をばらまくことじゃなくって、もっと具体的に手を差し伸べてくれるべきだということです。
 平たく言うと、ですね。今、私の仕事を引き継いだはずのママ社員、復帰してから1ヶ月も経ってないんですけど、既に有給休暇使い果たすんじゃないかっていうほど休んでます。特に先週から今週にかけて、ずっと休んでます。彼女が休むと、自動的に私に負担が回ってくるわけで(もちろん、他の人もフォローしてくれていますが)、そうなると私がすべき仕事がどんどん遅れていくわけです。だからといって、別に上司に
「キミィ、遅れるのは困るんだよねぇ。」
なんて怒られているわけではないんですが。どんなに頑張っても、時間というのは平等に過ぎていくわけで、手持ちの時間が8時間。どんなに要領よく立ち回ろうとしたところで、やっぱり二人前の仕事は無理なんです。
 でも、きっとこの先も、何かあるごとにママ社員は休むことになり、私がフォローに回り、ということはある。絶対にある。回数が減っていくにしても、それは今日や明日の話ではないのです。それに、休む方だって、やっぱり気を使うと思うのね。特に、今休んでいるママ社員は、そういうところをクヨクヨしがちな人で、正直言って、
「クヨクヨしているヒマがあったら、その山積みになってる仕事を片付けて〜!」
と思うんだけどさ、さすがにそんな言い方出来ないけどさ。
 そこで、ですよ。行政側にもっと頑張ってもらって、例えば保育園は、今は発熱した子供はすぐに引き取りお願いされちゃうけど、子供が熱を出すことはよくあることなんだから、健康な子と隔離することは必要かもしれないけど、いちいち会社に
「お迎えにきてください。」
なんて連絡を寄越さないで、容態が急変でもしない限り、保育園で面倒見て欲しい。今、ちょっと発熱があるから、他の子と部屋は分けますね、という連絡をしておいて、例えば看護士資格を持っている人が様子を見てくれるとかね。その為に、人員増加でもいいじゃないですか。
 あるいは、保育士の資格を取るための学校(短大とか大学とか)に、看護士やそれに類するような資格を取れるカリキュラムを組むというの良いですね。看護士の資格を取ったあとに、助産婦の資格を取るような感じ・・・?
 他にも色々とあるけど、つまり、ちょっとしたことで、いちいち母親が会社を休まなくても済むような体制が出来れば、めぐりめぐって子供がいない私も自分の仕事に専念できてハッピー、というわけです。私だって子供は育ててないけど税金納めてるんだから、そのくらい言っても良いじゃないのさ。
 世の中確かに不景気だけど、あーじゃない・こーじゃないって、どこまで分かってんだか良くわからない仕分け人とやらに好き放題なこと言われつつ予算を削減に次ぐ削減・・・するのはいいけど、必要なところに必要なだけ投資するっていう見極めは必要じゃん、減らせば良いってもんじゃないだろ。
 というわけで、いつも通りにまとまりのない文章なのでした。