映画

 おーっと、珍しく恋愛もの?
 主演のヒラリー・スワンクは、私の中では『ミリオンダラー・ベイビー』のイメージが強くて、ワイルドでタフなあのイメージからすると、この役のイメージがピンと来なかったんです。一方、その夫役であるジェラルド・バトラーも、『300』とか『トゥームレイダー』のイメージで、やはり恋愛もの???と思って。
 そんな、私にとってはピンとこないキャスティングの映画だったので、逆に興味が涌いてしまいました。どんな理由やねん。
 結論から言うと、とってもキュートな二人で良かったです。
 ジェラルド演じる夫役は、映画の最初のほうで、脳腫瘍で亡くなるんですが、深刻な闘病生活のシーンは一切なし。この映画では、むしろその後の妻がいかに立ち直っていくか、がメインなので。
 全体に、カラリと明るいんですよね。死んだ夫から、色々な方法で妻に手紙が届き、そのアドバイスに従っているうちに、妻は立ち直りのキッカケを得ていくんです。
 後半、二人の出会いが描かれていて、それがまたキュートです。時系列を遡っていくので、ちょっと頭の整理が必要ですけどね。