ミシンについて

 まだまだ調べてるミシンの世界。なんていうと大げさか。いや、ブラザーさんちのミシンを中心に機能というかスペックというか、を調べていて、なんでこんなに商品名があるんだろう?って不思議だったんですが。謎が少し解けた。
 製品のリスト
を見ていたら、同じシリーズで展開してるんですね。だから、同じレベルの機能で、色々な名前の商品が出てるんだぁ。・・・もっと絞ってもいいんじゃないの?
 他のメーカーさんは、展開している機種がもっとずっと少ない。一般に家庭用ミシンでいうと、ブラザーさんはかなりシェアを取っているのかなぁ。ただ、工業用ミシンだとJUKIがトップとかいう記述を見つけたりして。あと、ブラザーさんは、部品を樹脂に切り替えているために、割と安価なミシンが提供できるのだとか。ただし、その場合、製品としての寿命は短くなる。
 ただねぇ、ここは考え方なんだけど。いくら樹脂だから劣化するとか壊れやすいといっても、昨日買ったミシンが今日壊れるってほど粗悪なわけじゃない。例えば、5万円のミシンを買ったとするでしょ。もっと安いミシンもあるけど、元々手作りが嫌いじゃないし、子供が入園したとか入学したのをきっかけに、自分の時間が増えそうだから、子供の服とか手提げとか、趣味と実益かねてチョコチョコっと作ってあげたい、なんて思って。ここで5年使ったら年に1万円。10年仕えたら、年に5千円ですよ。10年後に壊れたところで、修理・・・って思います?その時点で、
「私、結局あんまりミシン使わなかったわ。」
あるいは
「最近、また忙しくなって、ミシンで遊ぶヒマがなくなっちゃった。」
という人は、もうミシンは買わないだろうし、逆に壊れるまでガンガン縫いまくってた人は、
「このミシン、随分活躍してくれたけど、壊れちゃったから新しいのを買おうかな。」
って思うんじゃないかな。パソコンと同じようなもんで、今はやたらとパソコンを修理して使うんじゃなくて、ほどほどのスペックのものを壊れるまで使って、壊れたら買い替え、ってパターンが多いような気がするの。ミシンも同じじゃないかな。
 もちろん、仕事で使うプロ用の、職業用とか工業用と呼ばれるミシンは、ン十年でも頑張ってもらわないと、ってお値段ですけどね。
 自分が使うことを考えると、やはり家庭用で、テーブルに出したり、使わないときは仕舞ったりできる大きさが前提。結局、アデッソ2が一番、私の求める機能を満たしているんだよなぁ。