花梨

 最近、花梨が咳をするようになったので心臓の状態が良くないのかなー、と思い、獣医さんに連れて行ってきました。何しろ朝から暑いので、車もキンキンに冷房利かせて。私の二の腕の脂肪も冷え冷えです。それは、どうでもよろしい。
 結果から言うと、花梨の心臓の状態は特に悪化しておらず、この調子なら上手く行けば年内は薬を増やさずにすみそうということでした。ついでに、先生にエアコンの設定温度について質問しましたが、結局は花梨の状態を見ながら、暑そうと思ったら低い温度にし、大丈夫そうだと判断したら高めの温度でも・・・ということでした。そんなに神経質にならなくても、と笑われました。でも、だって花梨が大人しく寝ているなーと思っていたら、むっくり起きてハアハアと息が荒いということもあるから、気になるじゃないですか。人間だったら、
「ちょっと暑くない?」
「この部屋、寒い!」
ってリモコンを操作できますけども。
 血液検査で肝臓関連の数値が悪いと言われたときは、正直言ってピンと来なかったです。当時、花梨自身はすごく元気だったから。食欲も、あるときと無いときのムラはあったけれど、散歩だって喜んで行くし、日常生活での問題はあまり感じられなかったです。ただ、心臓については、散歩中に失神したのを目の当たりにしただけに、そして肝臓はよほどじゃなければ、それが原因で一瞬にして花梨があの世へ旅立つなんてことは無さそうですが、心臓は止まったが最後なので、そりゃ私でも神経質になるってもんです。間の悪いことに、今年は特に猛暑が続いて、人間だってゲンナリ
 正直言って、花梨を飼い始めるときに、老犬介護のことなんて考えてませんでした。人間と同じで、あちらこちらにガタが出てくるんですね。でも、小さなサインを見逃さず、花梨がなるべく苦しい思いをしないように適切な対処をしていくのが飼い主たる私(と母)の義務ですので、手探り状態ではありますが、これからもドタバタ心配性でやっていくと思います。過保護って笑われたって、いいもーん。