ペットを取り巻く環境

 ペットセーブプロジェクトっていうのがあるんですねぇ。CMで、フロントライン(犬や猫のためのダニとかノミの予防薬です)を獣医さんで処方してもらうと、その売り上げの一部が殺処分されそうな子達を助けるための活動に使われるのだとか。
 ええことやね。
 熊本市では、市民から嫌われる行政と言われても良いという覚悟で、ペットの殺処分を減らすために色々な取り組みをして、かなり効果を上げているとか。そうだよ、どうせ税金使うなら、殺すためじゃなくて生かすために使うほうが良いよね。仕事とはいえ、公務員の皆さんだって、犬や猫を殺して楽しいわけがないよね。私はこういうの大賛成です。たくさんの人々が、個人で、あるいはNPO法人などで捨てられたペットを救うための活動をしているけれど、やっぱり行政自ら立ち上がると、効果も高いと思うの!
 この記事を読んで、動画も見て、衝撃でした。写真に写っている子たち、そして動画の子たち、皆とても可愛い子です。この子たちが一体何をして、こんな目に合わなくてはいけないのか。
 正直言って、動画は見たくなかったのです。リンク貼ったけど、記事はともかく動画はあんまり見ないほうがいいと思う。私は涙は出なかったけど、手と足の先から血の気が引いちゃって、こんな暑い夏だというのに冷たくなっちゃいました。
 でも、こういうことを書いてる日記を、ちゃんと読んでくれる人は、たぶん大丈夫なんだと思う。犬や猫を飼ったけど、飼いきれないからとか飽きちゃったとかの身勝手な理由で、保健所にペットを持ち込んだり、山に捨てたりしないと思うから。
 まず、安楽死なんて言ってるけど、死ぬのに安楽なわけないですからね。とにかく殺処分なんて止めたほうがいいと思う。スタートが間違ってるよね。だって、人間の子供だったらどうよ?子供産んだけど、育てるの無理だからって、殺すの?そういう人も居るけどさ、最近も二人の子供を死なせた母親が逮捕されたけども、基本的にそういう人は犯罪者でしょ?法的にも社会的にも断罪されるよね。なぜペットを捨てても断罪されないんだろう?