とんでもございません

頭がいい人の敬語の使い方―仕事がデキる人間が使う究極の話術 (日文新書)

頭がいい人の敬語の使い方―仕事がデキる人間が使う究極の話術 (日文新書)

 店頭で見つけて、タイトルが気になって衝動買いした本。会社では、たとえ上司に対してでもあまり丁寧なクチをきいていない私。内容は忘れたけど、敬語が変って社長に直されたことも。でへ。いや、笑い事じゃない。
 仕事で、電話応対することも多いのですが、最初の丁寧さとうってかわって、相手によっては
「なんだー、○○さんかー!」
と、いきなりゾンザイなクチのきき方に。おいおい。なので、私を良く知る人からは、時々、
「おお、今、すごくヨソユキの話し方だった!」
とか言われることも。
 ま、普段はそれでよくても(良くないだろ)、いざというときに敬語のひとつやふたつ、使いこなしたいものです。というか、普段から使いなさい。
 でね、びっくりしたのが、「とんでもございません」。これ、私、わりと良く使ってた。
「たじんこさんは、仕事が出来るんですってね。」
「とんでもございません。ほほほ。」
みたいに。いや、これは例文だから、そんな褒め方をされているわけじゃありませんが。
 でもね、これ、間違いなんですって!いうなれば、「情けない」を丁寧に言うのに「情けございません」って言わないのと同じことで、「とんでもない」を丁寧に言ったら「とんでもないことでございます」なんだって。
 皆さん、ご存知でした?私、ご存知なかったわ!(って、そこからして使い方間違ってるし!)
 気が向くと読み返して、あ・そうか、そうだったのか、と感心しながらも、翌日には忘れてる、ということを繰り返してます。何回も繰り返して読んでたら、いずれは少しは頭に残る・・・かなーと・・・。