とんでもございません
頭がいい人の敬語の使い方―仕事がデキる人間が使う究極の話術 (日文新書)
- 作者: 本郷陽二
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
仕事で、電話応対することも多いのですが、最初の丁寧さとうってかわって、相手によっては
「なんだー、○○さんかー!」
と、いきなりゾンザイなクチのきき方に。おいおい。なので、私を良く知る人からは、時々、
「おお、今、すごくヨソユキの話し方だった!」
とか言われることも。
ま、普段はそれでよくても(良くないだろ)、いざというときに敬語のひとつやふたつ、使いこなしたいものです。というか、普段から使いなさい。
でね、びっくりしたのが、「とんでもございません」。これ、私、わりと良く使ってた。
「たじんこさんは、仕事が出来るんですってね。」
「とんでもございません。ほほほ。」
みたいに。いや、これは例文だから、そんな褒め方をされているわけじゃありませんが。
でもね、これ、間違いなんですって!いうなれば、「情けない」を丁寧に言うのに「情けございません」って言わないのと同じことで、「とんでもない」を丁寧に言ったら「とんでもないことでございます」なんだって。
皆さん、ご存知でした?私、ご存知なかったわ!(って、そこからして使い方間違ってるし!)
気が向くと読み返して、あ・そうか、そうだったのか、と感心しながらも、翌日には忘れてる、ということを繰り返してます。何回も繰り返して読んでたら、いずれは少しは頭に残る・・・かなーと・・・。