読書

 よしながふみさんの作品、色々と読んでみたくて。

執事の分際 (白泉社文庫)

執事の分際 (白泉社文庫)

 よしながさんって、もともとボーイズラブ系の漫画をお描きになってたそうですね。で、この『執事の分際』は、それが色濃く出ている作品です。フランス革命をまたいだ時代設定で、メインは執事とその主人。この二人が、あのー、まー、そういう関係です。結構きわどいシーンもあります。
ソルフェージュ (白泉社文庫)

ソルフェージュ (白泉社文庫)

 これは、短編も収録されてます。どちらかといえば、先に紹介した『執事の分際』の方が好きかな。
西洋骨董洋菓子店 (4) (ウィングス・コミックス)

西洋骨董洋菓子店 (4) (ウィングス・コミックス)

 この作品は、とっても好き。ケーキには、それほど興味があるほうじゃなく、まして自分で作ったことなんてビタイチありませんけど。この漫画は、3巻までを店頭で見つけて買ったんです。以前ドラマ化されたときに存在は知っていたけど、内容はちっとも知らなくて。でも、よしながさんの作品なら面白いはず!と読む気になったんですが、店頭に3巻までしかなかったから、てっきり3冊で完結だと思い込んでたんです。3巻で完結なのは文庫版で、コミックは4巻まであるのだということを知り、
「道理で、道理で変な終わり方だと思ったー。」
っていう、アホな私。
 アマゾンのレビューで、この終わり方に賛否両論あると知りましたが、私は別にこれで良いんじゃないの?という感想。橘のトラウマは残っちゃったけど、私はそれよりも小野の「魔性のゲイ」っぷりが面白くて。それに、小野の弟子である神田がカワイイ。千影も。神田とか千影みたいに明るいキャラがいると、途端に漫画全体が明るい雰囲気になって、シリアスなシーンでもあまり落ち込まずに読めます。