映画

 『桜田門外ノ変』を観て来ました。映画館に行くのも久しぶりだけど、邦画をちゃんと大画面で見るなんて、私にしては珍しい。
 最近、歴女なんて騒がれてましたが、私は歴史が大の苦手。だから自分から調べるなんてことは無いし、まして江戸時代の終わりから近代史まで、学校の授業でもさらっと流すだけだったし、しかも記憶には残ってない。
 そんな私がどうして、この映画を観る気になったかというと、あんまり理由は無いです・・・。上映されている中では、これは一番いいかなー、くらいで。
 大老井伊直弼水戸藩士というか元・水戸藩士が襲撃した事件ということで、あんまりこの映画に対して予備知識を仕入れてなかった私は、なんとなく、井伊直弼をバサーっと斬って終わりかと思ってました。大間違いでした、すみません。とにかく、人がたくさん死ぬ。特に最初の方の襲撃そのもののシーンは迫力があったぶん、なんか気分悪くなるほどでした。ほら、刀ってさ、実際にはそんなにあっさり切れなかったって言うじゃないですか。そのせいか、演技とはいえ刺したり刀を押し付けてグイっと力いっぱい無理やり切るというのがリアリティあって・・・。
 歴史の勉強になったけど、まぁ事件からして明るいものじゃないんだけど、全体に暗くて重い映画でした。観終わったあと、ぷっはー!って感じでした。