花梨

 今日も花梨を獣医さんに連れて行きました。上あごの左側の歯をあらかた抜かれた花梨。一番大きい犬歯を抜いたあとが、けっこう大きな穴になってます。この大きな犬歯は、鼻の骨とくっついているくらい深く生えているものなので、抜いたら穴が空いてしまうんですね。最初は自然に埋まりますよ、と言われていたんですが、未だに埋まってません。花梨も、体力的・年齢的に、回復が遅いのかも。先生は、
「もしかすると埋まらないかもしれないけど、穴が空いていても大丈夫。」
と仰ってました。ホント〜?
 今日、ちょっとだけボーナスが出ました。が、花梨の2回の入院費には足りない・・・。ま、出ただけマシですね。そうだ、今年の冬のボーナスで花梨が助かったと思えばいいのね。
 先日、例の開発部の殿と雑談していたら、殿の奥さんの実家で飼っていたヨークシャテリアが、まさに花梨と同じような状況で亡くなったんだとか。年寄りで、歯が悪くて抜けてしまって、そこから出血が止まらなくて・・・。花梨だって、特に最初の入院のときは、すごく出血した後だったから、本当に危険だった。もちろん、2回目のときだって、危険でしたけどね。だからこそ、獣医さんは慎重に麻酔の様子を見つつも、今回は徹底して悪さをしそうな歯を全部抜いてしまったのでした。
 なんていうか、花梨が2回も立て続けに危険な状況から戻ってきてくれたのは、本当に奇跡だとしか思えなくて。会社に行くときは仕方ないですが、それ以外の時間は片時も離れたくない。毎日、一分一秒を花梨と過ごせることが、とても嬉しくてたまりません。