休日の風景

 昨夜、母は私に申し渡しました。
「明日は布団を干すから!」
というわけで、朝8時にたたき起こされ(こればっかりや)、のそのそと朝食を。掃除の前に布団を干すべきだろうなぁ、というわけで、のそのそと庭へ。母と私が庭に出ると、いそいそと後を追いかけてくるはずの花梨が、出てこない。やはり調子が悪そうだ。心当たりをさぐるが、皆目わからない。お腹の調子が悪いわけではないし、食欲も全開じゃないけどあるようだし。体を撫で回しても、痛がる様子がない。
 散歩のときは比較的元気だ。掃除を済ませて散歩に行くと、普通である。仮病か?
 さて、帰ったら編み物ターイム!掃除をしているときに、毛糸が届いたのだ。
「また、こんなチマチマ買って、何をするつもりなの。」
と母がさぐりを入れてきているが、内緒である。いつか分かる日がくる。
 カゼルタはロット違いってことだけど、色の違いは気にならない。無難なベージュだからかなぁ。とにかく編もう。で、本日の成果。
 V衿セーターの袖完成→身頃のトジハギ完了→ジップアップカーデの身頃のトジハギ完了。
 ここでちょっと、とじはぎに飽きました(爆)。飽きてくると、仕事が雑になるので、カーデの袖の続きを編む。で、ガマンできずに、寝る前に別の糸を持ち出してスワッチを編む。母上が、人の作品をチェックしては
「これ、貰えるの?あんたにはサイズが違うんじゃない?」
と催促がましいことを言うので。そんで帽子編んだら、緩いって言って放り出したくせに(泣)。編むよ編むよ、編めばよろしいのでしょう?
 編んでる最中、ずっと「白い巨塔」のDVDを見てました。裁判が始まって、ちょっと退屈。ストーリーを知ってるから余計にね。確か原作は、最初財前教授の勝訴で終わるはずだったんですよね。作者の山崎さんが、シビアな現実を書いたわけです。でも、やはりあのまま終わってはあまりに救いがない、ということで、続・白い巨塔が書かれたわけです。これ見終わったら、原作を読み直そうっと。これも、母に
「またこんなの買って!高かったんじゃないの?1万円?」
そんなんで買えないってば。が、
「うーん、キレイだけど、中古だからねぇ・・・。」
と言う私。母は勝手にもっと安いと判断したらしく、
「ああ、中古なの。へー。」
と茶の間へ戻っていきました。そうだ、これ兄貴に見つからないように隠しとかないと。あいつのことだから借りるって言って、永遠に借りっぱなしにするに違いない。DVDが溜まってきたので、収納を考え直さないと。
 給料が出たら、収納家具を買って、ロフトベッドの下を片付けようと思っていたのに、いきなり違うものに大枚はたいてしまったからなぁ・・・。自分って、どうしてこう、計画性が無いんだろ。B型だから?