読書

 最近、寝る前などに本を少々。京極シリーズは息切れがしてきたので、もうちょっとスンナリ読める本ということで、宮部みゆきさんの『日暮らし』を読み返しています。主人公の平四郎が、自分の甥っ子にナイスアドバイスを受けて
「お前の頭を撫でていいかね。」
と言い、甥っ子が頭を差し出す場面がたまらなく好きで、3回は読み返します。
 先日購入した林真理子さんのエッセイでも、あるパーティーで人垣に近づいたら、中心に宮部さんがいたというのを読みました。また、ある作家が『作家の分類は、宮部みゆきとそれ以外』と言っていたことも。つまり、それくらい売れっ子ということですね。人垣は、色々な出版社の編集者だったようです。きっと
「先生、次は是非うちから本を出してくださいよ!」
「それより先生、次はうちから出してるシリーズ、そろそろ最新作を書きましょう。」
「先生、先日出した単行本、早くも増刷かかりそうですよ。」
なーんて言われてたりして。ポワポワポワ〜(たじんこ・妄想拡大中)。
 宮部さんの作品を全部読んだわけじゃないんですけど、読んだ作品はどれも好きなんだけど、やっぱり『火車』が好きだなー。