迫力で

 顔が死んでると、いいこともあります。朝から次長に
「メッキやさんに、これを急ぎで持ち込んでおいて!」
と言われて、まさか
「うるさい、今日は腹が痛いんじゃ!お使いなんていやなんじゃ!」
とも言えず、ヨロヨロと行ってきた訳ですが、そのメッキやさんから、
「急ぎの品物、あがりましたよー。」
って連絡がきたときに、しらばっくれて
「次長、メッキがあがったそうですよー。」
って言ったら、大人しく自分で取りに行ってました。きっと、私の顔が有無を言わせない迫力に満ちていたに違いない。逆らったら憑かれるって思ったのね、きっと。うふふふふ。明日もこの方法でいこうっと。
 ちなみに、普段は引き取りも私が行くのですよ、上記のようなケースでは。