懐かしい

 32歳にもなって、未だに毎日のお弁当を母に作ってもらっている私。
 作ってもらっている立場で言うのもナンだけど、メニューはワンパターンだし、お母さんは料理が下手だし・・・。が、朝の暇つぶし(年寄りは早起き)とボケ防止で弁当を作っているそうなので・・・。そ、そんな理由ですか・・・。
 はてさて、ひとんちの弁当はおいしそうだし楽しいよねっ、てことで、例によって人様のサイトやらブログを覗いては、
「いひひ、美味そう。」
と喜んでいた私。あるブログは、中学生であるお嬢さんに作るお弁当をメインにしたブログで、これがまた、ものすごく美味しそう!なおかつ、品数が多い。そして、冷凍食品が少ない。私からすると奇跡のような弁当なのです。彩りよく、チマチマとお弁当が詰まっているなんて!
 それに付随して、親子のやり取りが書いてあったりもして、
「あー、うちも同じようなこと言ったなぁ。」
と。中学3年生のときに父が病死してから、大黒柱が居なくなったからよりビンボーになるし(よりビンボーというのがポイント。元々金持ちじゃなかったけどさ、やはり定収入として給料もらうのと、遺族年金たらいうのを貰うのとは違いますね。定収入って打ち込もうとしたら、低収入って返還したパソコンにも腹立ちますね!この正直者め)。
 通学も、どんなに雨が降ろうが雪が降ろうが、もう車で送迎してくれる人もなく、徒歩と自転車が頼りでした。次兄は送迎してくれるような親切な人ではなかったし、長兄は頼もうにも遠く離れて住んでいたし。
 ぐれたりはしませんでしたけど、その割には素直に育つでもなかったなぁ、自分。たくましくはなったけど。