ベビさん

　ちょいとご無沙汰してました。花梨のかわいい画像で和んでください。これは、日曜日に雪かきから戻って、疲れのあまり玄関で倒れこんだ私に、自分の足拭き用のボロタオルを持ってきて、
「ねねね、ちょっとそっちを持ってくれる？引っ張りっこして遊んでたもれ。」
って顔をしている花梨です。おねーちゃんは疲れているというのにー。
　それにしても、だ。花梨、目の上まで白っぽいでしょ？昔は、鼻の先まで茶色だったんですよ！顔が白髪になっちゃったの。が、私とは母は、毎日花梨の顔を見ているから、全然気づかなかったんですよ。昔の写真を見たときに、何か違和感を感じ、また散歩のときに
「あら、前の犬はどうしたのですか。」
と聞かれたことがあって、何言ってんだ、ずっと花梨を飼ってるのに…、なんていう事件から、やっと気づいたのです。でも、今の花梨の顔に慣れてしまったので、今のほうが可愛く思えるなぁ。

　あ、そいで、タイトルの件なんですが。育休中の社員が遊びに来て、ベビさんを抱かせてもらいました。そこで私は世紀の大発見をした！ものすごい発見です。それはですね。ベビさんはとても軽く思えるということです！
　うわ、ちょっと待った！怒る前に私の話を聞いてください、いや、読んでください。今日のベビさんは５キロってことだったんですが、５キロのお米はずっしりと感じるのに、ベビさんはフニャと柔らかくて、抱っこするとき気合を入れすぎると放り出してしまいそうなくらい、軽く感じるのです。ひゃー、軽い！って言ってしまいました。
　今日のベビさんは、前回来たときもそうだったのですが、周りが騒がしくても、ひたすらスヤスヤと寝まくっておりまして、私が抱っこしても、起きませんでした。やーん、目を開けた顔も見たいのにー。ホッペタなんか、プニプニしちゃって、ものすごく柔らかくて美味しそう。
　三十路過ぎて、やっと私も母性本能が芽生えたようです。昔は、ベビさんなんて嫌いだった。泣くし。今は泣いても
「おー、元気だのう。泣け泣け、わはははは。」
って思えます。孫と同じようなもんで、自分の子じゃないから、泣いたら母親に返せばいいしね。わはははは。