あーれーま

 今日、T係長の母御前がお亡くなりになったそうです。
 以前から、心臓が弱くてという話は聞いていまして、入退院を繰り返す日々で、入院の度にT係長が病院にすっ飛んでいってました。幸い、うちの部署(というか、会社全体)が、
「家族に何かあったって、仕事が第一だろう!」
なんてことを言われないところなのです。
「あれ?T係長いないの?」
「はい、お母さんの具合が悪くて、病院に。」
「あ、そうなの。じゃ、仕方ないか…。」
という感じなんですけど、他の会社もそうなのかしら?部署的には、急に中抜けするのが難しい場合もあるでしょうけどね。
 そんなわけで、土曜日がお通夜で、日曜日は告別式です。親戚じゃない人のお通夜と告別式に両方出るのは初めてだー。両方出るときは、お通夜はお金をお包みしなくていいんですってね。そんなことも初めて知ったです。
 最近は、葬儀社が葬儀の会場となる建物を所有していて、何から何まで至れり尽くせり、ですね。新生活運動のためお返しご辞退、であっても、お清めは別ですから、って塩だけでなくて酒とツマミのセットを渡されたりして。
 先日、隣の課の課長の母御前がお亡くなりのときは、告別式は仕事中の時間だったので、お通夜だけで失礼させていただいたのですが、そのときも新生活運動でお包みしたら、後からおせんべいの箱が届けられまして…。新生活運動の意味ないじゃん。
 別の告別式だかお通夜のときには、受付の人に、
「え!新生活だとお返しがもらえないんですよ、本当にいいんですか。」
ってすごく念を押されたこともあった…。本当にいいんです、と答えたが…。あんまり念押しされるのもどうでしょう。
 T係長は、以前に突然の事故で父上も亡くされているのです。ここへきて母上も。ご心痛なことでしょう。最近は係長に昇進して、以前にも増して忙しくなっているのに、母上の逝去で、がっくり気落ちして体調を狂わせなければ良いのですが。ちょうど棚卸しで忙しくて、あんまり悲しみに浸ってもいられないところが大変そうですが。