漫画

 友人から「ラブ・コン」っていう漫画を借りたんですが、面白いです。面白いんだけど、なぜか顔が半笑い。だって、高校生の恋愛ものなんですもの。高校が女子高だった私は、こういう年頃の男女のくっついたり・離れたりをリアルに見ていないので、漫画とはいえ、なんというかカワユイ雰囲気の「くっついたり・はなれたり」がムズムズ・カユカユしてきちゃうのですよ。
 前にも書いたかなぁ。女子高時代、若い娘さんのパワーってのは凄いものがありましてねぇ。あれは修学旅行のとき、奈良・京都に行ったんですけど、添乗員さんが、そろいも揃って20代と思われる男性ばかりでしてねぇ。わざと、なのかしらね?自分のことは棚に上げて冷静な私は、ちっとも惹かれる要素なんて無かったんですけど、その添乗員にまつわりつくお嬢さんたちもいるわけですよ。で、修学旅行は基本的にグループ行動だったんですが、私と同じグループのAちゃんが、私たちのクラスの添乗員さんにものすごいアタック・アタック・ナンバーワン!状態になってしまいましてねぇ。他にも同様の女子がいて、ライバル光線がビシビシ飛んでましたよ。今になって分かる事実。ああいう盛り上がり方する子は、結婚も早いよ。あの情熱でアタックされて、男は悪い気がしないだろうなぁ。事実、どこの添乗員さんも皆女子高生に囲まれちゃって、最初は
「女子高生、すげぇなぁ。ちょっとコワイ。」
なんてのたまっていたのが、仕舞いには鼻の下伸びてたものね。ウハウハだものね。
「女子高の修学旅行に添乗員でついてこなかったら、あんなモテる経験できなかっただろうね。」
っていうのは、身の程をわきまえず冷静な、たじんこさんの当時のコメントです。こういう可愛げ無い人が、売れ残るんですよー。わかってますよー。