おでかけ

 友人Mと出かけてきました。例によって、映画です。「X−MEN」です。3作目ってこともあるし、タイトルに「ファイナル…」なんてついてたので、一応完結になるのかな?2作目で、自分を犠牲にして仲間を救ったジーン・グレイが、実は生きていたってことから始まるこの話。面白かったんですが。が!これから見る方々、エンドロールっていうんですか、最後に出演者とかスタッフの名前とかがテロテロと流れ出しても、席を立たずに最後まで見てください。思わせぶりなオマケがあります。
 ヒュー・ジャックマンが、やっぱりすごくカッコよかったんですが、アップになると小じわが目立ちます。いいのよ、小じわさえステキ。
 今回、8時からの上映にギリギリでした。原因は、私が出発するのが遅かったからです。ううむ、反省。
 お昼ごはんは、先日行って美味しかった「橙」です。何せ、映画が終わったのが10時ちょっとすぎ。初めての道だけど、順調に車が流れて、開店が11時だというのに、10時半前くらいには、到着してしまいました。当然、いくら人気のお店とはいっても、休日ということもあるし、だーれもいない。そりゃ、そうよね…。で、駐車場にポツンと1台、車内では友人Mとのくだらない与太話…いやいや、有意義な会話をして過ごしました。
 やっと迎えた開店時間、一番乗りして、さて何を食べようか。前回、レディースセットでパスタを注文して、さすがの私もおなかが苦しいほどだったので、今日はもう少し軽めでいきたい。本日のおすすめメニューから、ホタテの焼きご飯ナシゴレン風を。ランチセットだと、サラダとドリンクがつきます。普通だったら物足りないかもしれないけど、このお店は盛りがいいからなぁ。友人Mは、デザートもつくパスタランチのセットで。珍しくマスタード味なんて頼んでいたけれど、途中でかなりペースが落ちたので、さすがに11時開店と同時に店内に突入してランチってのは、朝が早いとはいえ無謀だったかなぁ、と心配になり、
「もしかして、おなかがいっぱいなのでは?」
と聞いたら、マスタードが徐々に効果を発揮して、辛かったんだそうな。わたしも一口食べさせてもらったけど、そういうのは、食べ続けてみないとわからないよね。私のナシゴレン風は、まるで石焼ビビンバのごとく、あの石の器でジュウジュウ言いながら供されたので、ハフハフしながら食べました。私、あまりアジアン風のご飯て食べたことなくて、ご飯にナッツってどうなのよ、と思ってたんですけど、結構美味しいもんですね。オコゲも美味しいし。辛い味が、ナッツでちょっと和らいだりして。子供のころは、ご飯に合う・合わないはさておいても、ナッツ類って苦手だったんですけど、今は普通に食べられるし、好きになってきました。うーん、やはり年月を経て、味覚って少しずつ変わりますね。私の場合、イナゴの佃煮みたいに、昆虫とかは見た目で食べられないけど、たいていの物は出されれば食べられるはずなんですが、食べたことないものは分かりませんねー。今日食べたご飯、美味しかったけど、具がたくさんのご飯が好きなので、自分で作るとしたら、ホタテもゴロゴロ、ついでにエビもザカザカ、野菜もドスコーイ!ってくらいに入れるな。石焼って、なかなか冷めないからいいですね。味付けとか具を変えたら、どんな具もいけそう。
 友人Mのデザートを少々味見と称して分捕ったら、おとなしくアイスコーヒーをチュルチュル。デザートを控えたのにはワケがある。このあとは、アイカフェに行って、女帝を読みながら、ソフトクリームを食べるのだっ。で、鼻息も荒くアイカフェに突入。オープンスペースが1箇所しか開いてなくて、じゃあ、交代で座ろうか、って言ってたら、店員さんが
「お隣のチェアも5分ほど待っていただければ使えます。」
と言ってくれて、二人で座っていられました。別に並んだところで、それぞれ漫画に没頭して会話なんてしないんですけど。
 私は女帝を読みきって、「女帝 花舞」を読み始めました。女帝の娘が、自分の母親に反発し、舞妓を目指して修行するんですけど、「女帝」の焼き直しのようなシチュエーションです。私も好きねぇ。が、登場人物が、女帝のころの主要な登場人物とあんまり関係が深いばっかりでも代わり映えしないよなぁ。なーんて言いながら、たぶん最後まで読みます。
 さて、この日記を書きながら、ふと後ろを振り返ったら、母の布団の上に長ーく伸びて寝ている花梨が目に入りました。白目むいてて、ちょっと怖いです。