取引先の親心

 E社のH社長は、私が未だに結婚できずにプラプラしているのを、大変に心配してくれています。心配ついでに、婿を連れてきてくれればいいのに!と言うと、自分で見つけるんだバカ、と言われます。
 本当にねぇ、心配してくださってありがたいんですが、よく話を聞くと、ご自身にも私と歳の近いお嬢さんがいらっしゃって、結婚のけの字も考えていないようで心配しているそうです。自分の娘と重なっちゃってるのね。しかも、
「しょうがないじゃん、縁がないのはねぇ、あははははー。」
って、焦ってんだか焦ってないんだかわかんないところも似ているらしい。