花梨のその後のその後

 3時という約束でしたが、ちょっとフライング気味に花梨に会いに出かけました。けど、他の患畜さんがいらっしゃったので、結局3時まで待つことに。会うのが怖いような、でも今会わないと明日以降は会えないし。
 で、昨日はぐったりして、あまり反応しない花梨でしたが、今日はちょっと動きが!自分からゲージを出てきたし、先生に診察台に乗せて貰ったら、ちゃんと私たちの方へ寄って来て、思わずがっつり抱きしめてしまいました。先生が言うには、また血便を出したんですが、バリウムも出ていたので、お腹の中に残っていたものは、とにかく全部出ました、ということでした。ただ、まだ食べたり飲んだりさせられる状態じゃないので、点滴を続ける必要があるので、入院は続行です。先生はお盆休み返上です、本当に申し訳ない…。
 昨夜は、ネコちゃんも入院(というか、一晩預かり?)していたそうなんですが、そちらにエサをあげたら、花梨もかなり食べたそうにしていたとか、お腹を撫でたら降参のポーズをしたとか、かなりいい感じに回復しているように思えます。先生が点滴を外してくれたので、リード(も借りた)をつけて、ちょっと裏のところへ行ってトイレをさせたのですが、入院させる前の、もう歩くなんてとんでもない、といった風情はどこへやら、本調子じゃないからちょっとふらつくものの、匂いを嗅ぎながら歩く姿に、親子して大喜びでした。先生に、
「この犬はかわったトイレしますね。片足持ち上げて…。」
と言われて、そういえば花梨はそういうクセがあったわね、と、ちょっと恥ずかしくもあり。別に教えたわけじゃないんです、そして片足どころか、両方の後ろ足を持ち上げるんです…。
 一部の方々にご心配をおかけしましたが、まだ油断はできないものの、花梨は峠を越して、例の崖っぷちでは、私たちの方へ降りつつあるようです。ご声援くださった方、本当にありがとうございます。でもまだ応援してください。(図々しい)(でもまだ全快してないし)