忘年会

 いよいよ、忘年会シーズンになってまいりました。
 といっても、付き合いが悪く、交際範囲も狭く、出不精な私は、せいぜい会社の部署の忘年会に出るだけがお勤めだったのに、今年は昨日も含めて3回、宴会が続きます。宴会というか、酒を飲まない私にとっては食事会ですが。
 昨夜は、取引先のIさんと、私の勤務先の有志で合わせて5名で、焼肉屋さんでこじんまりと飲み会。皆飲む人、私食べる人。焼肉というか、ホルモン屋さんだったのですが、私はホルモンはそんなに得意じゃない…、食べられるけど。なので、牛タン・カルビに始まって、イカ・エリンギ・サラダ・ラーメンなどなど、食べまくりました。2時間、ほぼ箸を握りっぱなし。
 最後は、Iさんと私で犬の話で盛り上がりました。私が盛り上がれる話題つったら、犬のことと編み物のことくらいです。
 さて、来週は特に予定はありませんが、しかし母の誕生日が近いので、
「洋服を買いたいので(医者に行くときに着るための服らしい)、高崎のタカシマヤまで車を出してちょうだい。」
と、母にねだられたので、出不精だけど高崎まで運転手してきます。
 そしてその翌週、30日は、出産を控えて産休に入った同僚の慰労会、そしてその翌週は、いよいよ部署の忘年会です。もー、ビリーもさぼりがちなこの頃、太る誘惑が一杯です。(そんなに食わなきゃいいだろ、と自分にツッコミ)(あと、運動すりゃいいんだよ、ともツッコミ)
 そういえば、産休に入る同僚は、通勤が昨日までだったのですが、どうもそのまま退職する気が満々のようです。出産後はそのまま育児休暇になるわけですが、1年後に復帰するかどうかが、宴会の話題になってました。
「ダンナさんが、異動決まりそうだから、そうなったら復帰が難しいかもね。県内の異動といっても、通勤が大変な距離になったらねぇ。」
とフォローしときましたが、男性陣から厳しい意見が出たのが予想外でした。でも、たしかに上司の立場からしたら、長期に休まれると、人員の補充はしてもらえないから仕事はきつくなるしねぇ。これが退職だったら、総務に強く補充を要請できるのに、復帰することが前提の「休暇」では、それもままならないわけです。なのに、実際の本人は、
「お休みさせてもらいます、ご迷惑をおかけしますが…。」
ではなくて、
「お世話になりました。落ち着いたら、子供を二人連れて遊びに来ます。」
なんて挨拶してるんだからねぇ。こんなこと書いてると、すごく意地悪な人に思われるでしょうけど、事実私は意地悪なのです。それでなくても、ここ1年くらい、勤務先は異常な忙しさ(の割りに儲かってないのがなぁ…)なのです。どんな人材だろうと、欠けたらそれだけ周囲に迷惑がかかるということを読み取れないでは困ります。育児休暇あけをまって退職するなんてこと、よくある話ですけど、それを悟られないようにするのがマナーだと思います。そういうときこそ、私は女優、と暗示をかけて、演技すべきです。