読書

 塩野七生さんの「ローマ人の物語」を去年あたりから、チビリ・チビリと読んでおります。文庫版です。

 

ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)

 1巻と2巻は、比較的すんなり読めたのに、5巻あたりでつっかえて、ずっと止まってました。昨日、久しぶりに読んだら、やっぱり面白くて、どうして途中で止めてたのかな、と。でも、他の小説も、途中で止まってしまっているものがあるので、どうにも読書に気が向かなくなる時期があるんだろうな、自分の場合は。
 自分で言うのもナンですが、中学・高校生くらいのときは、図書館の棚にある本を、片っ端から読みたいと思う乱読派で、しかも皆が読む本は読みたくなくて、ホコリをかぶっている全集があるような棚を物色していました。猫や犬の図鑑を借りたこともあって、友達に
「そんなものを家で読むのか?」
と不思議がられたことも。お、面白いよ…。受験には、少しも役に立たないけど。
 今は、文章がすんなり受け止められるときと、どうにもこうにもダメなときがあって、若いときはどんな本もそれなりに読めたのに、やっぱり脳みそが退化してんだなぁ(もちろん、もとから出来の良い脳みそではない)、と寂しくなります。
 話は戻って、「ローマ人の物語」は、まだまだ次が控えています。1つのシリーズを読み終わったら、次を買って良いというマイルールがあるので、頑張って5巻を読破します。