朝からバタバタ

 今日は、母の月一回の検診日でした。K病院まで、会社に行くついでに送って行きます。朝、車の中で、
「あ、カギを忘れたみたい。」
という母に、私のカギを渡しました。
 母を病院で下ろしてから、会社に着いて、始業時間になって、今日は部門の朝礼があったので話を聞いて、さて仕事をするか、と席に戻ったところで、受付嬢のSちゃんが、私のところに来た。
「たじんこさん、お母さんがいらっしゃってますよ。」
へ?だって、今頃病院で受付して、待ってるんじゃないの?慌てて受付に行くと、本当に母親が居て、
「ごめんね。お金貸して。お財布も忘れたみたい・・・。」
診察券は持っていたものの、そのときにカバンをゴソゴソかき回していたら、お財布が無いことに気付いたんだとか。おいおい。電話をしようにも、10円玉の一枚も見つからなくて、知り合いもいないし、
「そうだ、たじんこの会社はこの通り沿いだから、歩いて行こう。」
って思いついたらしいです。どうせ恥をかくなら、病院の受付に訳を話して、電話を貸してもらえば良かったのに。
 私も慌ててお財布を取りに行って、ついでに課長に許可を得て、母を病院まで再び送り届けたのでした。朝からビックリした。そして、ちょっと疲れた・・・。
 母が言うには、いつも持ち歩いているバッグを、違うものと取り替えたから、お財布忘れたってことだったんですが、お財布って真っ先に入れ替えるのと違うの?そのわりに大きなバッグで、財布も鍵も入れてなくて、他に何を入れていたんだろう。謎です。