色気より食い気

 何回か書いてますが、私は数年前「コスメフリーク」みたいなもんでした。今もまた再燃してますが。で、1993年から2003年くらいまで、雑誌のメイク特集なんかを切り抜いてスクラップしていました。2003年ころから、編物にはまり始め、化粧している時間があったら編む!っていう感じで、メイク熱は冷めるのです。
 先日から、その10年分の切抜きを整理しました。だって、そんな前のメイク情報は役に立たないでしょう。とにかく、気になる記事はがーっとカットして、クリアポケットにざっくり入れておくという、実に大雑把な方法でした。で、ただ捨てるんじゃなくて、一応読み返して、
「あー、この限定品、どうしても欲しくて、全色揃えたりしたんだっけ。」
「うわーモードメイクだって。今見るとやっぱり古いって感じがするねぇ。」
と当時の記憶を辿ったり。
 そして、後半になると、当時はまだ料理はしていなかったのに、料理関係の切抜きが俄然増えていくのです。もはや、色気より食い気。多分、
「結婚したら、ダーリンにこういうオサレな料理を作ってあげるの!」
くらいに考えていたと思われますが、そんなダーリンは現れないし、そもそもいきなり料理したって上手に出来ないし、当時に戻って、
「こら!切り抜いたんなら、今から作れ!」
って自分に言ってあげたい。
 が、メイクの情報は古くなったら使えないけど、料理の情報は使えるんだもんね、るるる〜♪で、料理関係の切り抜きは、ちゃんと取って置いて、クリアファイルにまとめなおしました。何から作ろう?