週末シェフ

 本日の先生は、陳健一さんです。豚肉とニンニクの茎の炒め物を教わりました。っていうか、「きょうの料理」に載ってた。1997年5月号です。古すぎる・・・。うちの母は、たまに気が向くとこういう料理本を買って、使ったような使わないような感じで、そのうちまた似たような本を買って、というのを繰り返しています。本棚に整理なんてことも出来ないから、あっちこっちから古い本が出てくるんです。一時期、片付けられない人っていうのが話題になりましたけど、うちの母は元祖だと思います。おまけに、最近は年寄りになったもんだから、余計に散らかし放題。だけど、勝手にいじると怒るんですよ、どうしてくれようか。は、話がそれました。お肉を下ごしらえしたり、一旦焼いたお肉を取り出してフライパンを洗ったり、手間はかかりますが、炒めだしたらアッという間。豆板醤がピリっと効いて、ご飯がすすむ味でした。が、にんにくの芽というのになじみがない次兄は、いちいち避けて食べるんです。お皿の中で一旦箸でつまんでハシッコに置いて、肉とネギを食べるので、汚い食べ方すんな!箸で避けんな!と怒って、ニンニクの芽を全部食べてやりました。明日、私はニンニク臭漂う女になっていると思います。
 豆腐と新たまねぎのサラダ。ドレッシングにひと手間。ポン酢に、ごま油とか醤油とか足して、最後は海苔を散らして食べるんです。サッパリ。
 煮物が上手に出来たら、ポイント高く思えませんか?イメージ的に。実際は、炒め物もシャッキリ作るのはコツがあったり、慣れがあったり、手早さが必要だったりすると思うんですけど(あんまり得意じゃないから良くわからない)、でも炒め物ってフライパンで強火でジャー!ってやれば出来るんじゃない?と思われがちな。でも、煮物でいい味が出せたら、かなり高いポイントを稼げそうな気が・・・。誰に対してポイントを稼ぐのか分かりませんが、ほら、来るべき日に備えてトレーニングですよ!って自分を慰めつつ。要するに、たけのことコンニャクの土佐煮を作ったというだけの話です。たけのこを茹でるところからやったら私も一人前ですが、すいません、手抜きして水煮してあるのを使いました。一応、もう一回茹でなおしましたけど。ついでにコンニャクも一緒の鍋で茹でちゃいましたけど、それが何か?しかも、その茹でたあとの鍋をささっと濯いだだけで、使いまわしましたが、それが何か?って開き直ってる場合でもないか。