私の知らない世界

 自覚はしておりますが、たじんこ35歳、あんまり裏社会を知らないです。いや、知らなくて良いんだけどさ。それって、皆知ってることなの?あたい、知らなかったけど!でも、知らないって言うと、カマトトぶるんじゃねぇ、って言われそうだから、フンフンって聞いておいて、あとでこっそり調べたりしてます。ネット便利!超ベンリ!
 今日知ってしまった驚愕の事実(ってほどでもないか?)は、スーパーコンパニオンの存在です。
 コンパニオンってあれでしょ、つくばの万博で案内していた人とかのことでしょ(だいぶ昔のイベントを引き合いに出しましたよ)、って言って、
「ああいう人たちは、イベントコンパニオンって言って、花形。普通、コンパニオンって言ったら、宴会でお酌する人のこと。」
と教えてもらったのが、社会人1年目。そして、今になって、スーパー。何がスーパーかっていうと、色々ありますが、まぁその、ナンだ、いわゆる男性が喜ぶようなサービスを提供するのが、スーパーコンパニオンなんだそうです。ほえー。皆さん、知ってました?あたい、マジで知らなかった。でも、女子は知らない人も多いと思うわ。皆、知らないって言ってくれよ。でも、これを読んだってことは、私が教えちゃったってことね。
 まぁ、その、あんまり男性の好みに合わないと、っていうか、ぶっちゃけキレイじゃないと、金返せってあとで悪口言われちゃったりするみたいですけど。
 なんでそんな話になったかというと、親会社の方から、とある調査に来まして、私が担当している件だったので、責任者(上司)と半日かけて立会いしていたわけです。で、どうやら5時過ぎに、接待かねて社長たちと食事に行くらしいということが分かりまして。で、自分の席に戻って、
「あれ、たじんこちゃんは食事に行かないの。」
「そんなもん、ついてったことないよ。それにさ、ほら、女子が一人でもくっついてったら、やたらなお店に行けないでしょ?」
やたらなお店ってのは、せいぜいフィリピンパブとか、そんなのをイメージして言ったつもりだったんですが。
「そうだよね。宴会に、コンパニオン呼ぶかもしれないしね。スーパーな人も来るかもしれないしね。」
って言われて、うんって頷きながら、
『スーパーって、何?』
って密かに調べたわけです。別に、本当に知らなくて良かった世界だったです。すいません。何を謝ってるんだか。
 世の中って、色々あるのね。